今日の幼稚園 2021.6.8
梅雨の晴間が続いて、もう夏の暑さです。
あいけいの周囲は田んぼが多く、水を張ったばかりの田んぼは 空を映してピカピカ輝き、とてもきれいな時期です。
農家の田植えも進みつつあり、ひょろっとした稲が 風にそよいでいます。
子ども達が5月、いちご狩りをさせてもらった畝も、もう水の中。
季節はどんどん進んでいますね。
今朝は年長さんが田植え機に乗せていただきました。
道を隔てた田圃に降りて行くと、「わぁ、なにか いるよ、あめんぼ?」と言った瞬間に、足もとからカエルが跳びました。
「うふっ、つちと おんなじ いろだから、わからなかった」「ほんまや」。
先日 園で見た青ガエルと違って、こちらは 田んぼで目をこらしても分かりにくい、土ガエル。
「田植えって、昔は全部 手で1本ずつしたのよ。でも今は、こんな機械があって、ほら 見て、ここに苗を置くと、こっちで植えてくれて…。タイヤも見て、こんなタイヤ、知ってる?」
「わぁ、すごい。けど、このタイヤ、じてんしゃみたいやね」
「でも、なんか ちがうね」
年長さん、いろいろ発見して楽しんでいました。
今はひょろっとしていますが、これから少しずつ 稲は大きく育ち、やがて実りの季節を迎えます。
丁度それは、いろいろなことに挑戦し、がんばって行く年長の子ども達の、たくましい成長の姿と重なるように思われます。
その年長さん、火曜日はサッカー遊びの日、今日も外で 汗をいっぱいかきながら、ボールを追いかけていました。
年中さんは、♪ おやまに雨がふりました ♪ 「雨ふりくまのこ」の歌の ペープサートを見せてもらい、口ずさみながら、歌の世界をそれぞれが想像し、「せんせい、おさかなが いると いいのにね」「ちょろちょろ できた おがわは、うみに なるん?」。
絵本も紙芝居も楽しいけれど、先生が歌いながらお話を展開させて行く 手作りペープサートは、すてきね。
大事に育てている朝顔も、双葉から本葉が出てきたので、保育室の東側にプランターごとお引っ越し。
ここに支柱を立てて育て、花が咲くのを待ちます。
「咲いたら…ね」「さいたら?」「うん、咲いたら、色水あそびしようね。押し花もできるといいな、あっ、色水で紙を折り染めもできる…?」
先生の夢はどんどんふくらんで、毎朝次々と咲いて、みんなで取っても取っても…を思い浮かべているようです。
そうなると いいね。
年少さんは…?
お礼拝の後 リズム遊び、「ターン、タン、ウン、タン、タン」 先生と一緒に手をたたいています。
ちょっと できるようになったかな。
その後は お絵描き、絵の具を使って描いているのは お父さんの顔。
「おとうさん、めがね してるねん」「おひげ はえてる」「いっしょに あそんでくれるねん」と教えてくれるのを聞いていると、なんだか 楽しいお家の様子が伝わってくる気がします。
お家でも 幼稚園でも、みんなに愛されて育つ 幸せな子ども達ですね。