今日の幼稚園 2021.2.15
先週は作品展一色の感がありましたが、終って何だかほっとひと息、そして新しい週が始まりました。
土曜日には東北地方で大きな地震がありましたが、ニュースを見て知っている子もたくさんいます。
年長組では、先生がホワイトボードに日本地図を描いて「みんなの住んでいる奈良県は このへん、東京は このへん、ここは九州…、地震があったのは福島県の近くの海、大きく揺れたのは福島県、宮城県。でも東京も揺れたんだって。」と話していました。
「しってる、ニュースで みて、おかあさんが、こわいねって いってた」「どうろに つちが くずれてたの、みた」「おおきい いしとか ころがってたの、みた」、子ども達も胸を痛めています。
今も余震があって、たくさんの人が心配していることや、被害が出ていることを話して、一緒にお祈りをしました。
被害の大きかった地域の方々が、一日も早く日常を取り戻し、安心して暮らせるよう祈っています。
さて、今日は 年少、年中さんが、たっちゃん先生と体操あそびをする日。
年少さんにとっては初ですが、「おもしろそう!」が まず伝わり、みんな 目を輝かせていました。
「さぁ、かけっこで足が速くなる方法を教えてあげよう。どう? やってみたい? じゃあ、最初はこんなふうに ひざをくっつけて、ジャンプして 向こうまで行ってみるよ、ヨーイ、ドン!」
「次は、ちょっと赤ちゃんみたいに、手をついて ハイハイ」
「次は、お尻を上げて、ライオンになって」…、足、腰、体幹を鍛える運動をリズミカルにした後は、ぐるりんこで逆上がりにつなげます。
「おもしろそう、やってみたい」を大切に、運動あそびを展開、「できたよ、やったね!」を 次のステップへの力にする、たっちゃん先生の体操あそびは大人気です。
さて、今日は雨で 外に行けず、体操あそびの後、年中さんはワークをしていました。
「先生が説明する時は、体をこちらに向けて、姿勢を良くして 見、聞く。それから自分でやってみる」が お約束ということです。
よく話を聞いている様子に感心しました。
「しっかり話を聞く」ことは、やっぱり基本。
あいけいの子ども達は、小学校に行っても、まず これをほめられることが多いとか。
大切なことが身について卒園して行くんだなぁと、うれしくなります。
年長さんの郵便屋さんごっこも続いていて、みんなが楽しく やりとりしています。
ちょっと読ませてもらうと、「そつえんえんそくのとき、たのしかったね」「えんそくで たべた あいすくりーむ、おいしかったね」「こんど、いっしょに おべんとう たべようね」など書かれていて、小さいながら、あたたかいお友達とのやりとりが伺われます。
年長さんは「こくごノート」も1学期から続けているので、「字がきれい」も、「しっかり聞ける」と並んで 小学校でほめられるようですよ。
「聞く」も「書く」も、ずっと大切にしてほしいことですね。