卒園遠足 2020.11.14
毎年 秋に、年長組の子ども達が卒園遠足に出かけます。
例年 神戸方面に、一日かけた たっぷりプログラムで行っています。
今年はコロナウィルスが心配される中、大分悩みましたが、子ども達に楽しい経験と思い出を…と考えました。
最終的に、近い奈良県内で、屋外施設、園児と先生達だけで行動し、不特定多数との接触が少なくできるということで、うだアニマルパークを選びました。
土曜日設定で、先生全員が同行でき、消毒等にも気を配れるようにしました。
朝、元気に登園した子ども達。
園長先生にお祈りしてもらい、2台の園バスに分かれて先生達と乗り込むと、もうみんなうれしくてたまらないようです。
「せんせい、ぼく、おやつに すっごく おいしい グミ、もってきた」「わたし、サクサクパンダ」「きのう、ラムネ かってきてん」と かわいいおやつ自慢。
40分程で到着し、まずは動物が飼われているエリアへ。
やぎ・羊舎の中に入り、施設の人からエサを一人ずつ受け取り、動物達の口元へ。
「あっ、たべた」「ぼくのも たべた」、子ども達は初めは恐々でしたが、自分の手のワラを羊が食べると、うれしそうに目を輝かせていました。
「せんせい、ちょっと こわいかなって おもったけど、かわいかった」と そっと教えてくれる子もいました。
「ひつじさん、モコモコしてるね」「やぎさんも、かわいい」等、手を伸ばして触ることもできて、その感触を楽しんでいました。
乳しぼり体験ができるコーナーもあって、みんな「わぁっ」。
途中、やぎの橋渡りも見て「わあぁっ」。
園内には長〜いコロコロすべり台が二つあって、それもみんな大喜び。
ずいぶん長いので、乗りがいのある感じです。
すべり終ると 又、丘を駆け登り、4回も5回も楽しみました。
お昼になり、みんなのお腹がなる頃、お弁当にしました。
お母さん方の愛情たっぷりのお弁当は、いつもみんなの元気と幸せの素です。
どこで食べても美味しいけれど、こうしてお友達や先生達と、遠足に出かけて食べるのは格別ですね。
お弁当が終ると、おやつタイム。
お友達と分け合いっこしたり、ひとしきり楽しみました。
食後、又 歩き回って動物を見たり、遊んだりしてから、ソフトクリームを買ってもらいました。
たくさんおやつを食べた後だったので、ソフトクリーム残すかな…と見ていましたが、みんなペロリとたいらげ、「おいしかった〜」。
うれしそうにスプーンを口に運ぶ顔が、又 かわいらしく、近い所でもこうして遠足に来られて良かった…と思いました。
子ども達の心に残る思い出となったかな…、コロナの心配がなかなか去りませんが、工夫しつつ、子ども達の楽しみを守りたいと願っています。