今日の幼稚園 2021.2.22
陽光がまぶしく、春の暖かさになりました。
まだ2月なので 寒さが戻る日もありそうですが、今年は 春が待ちきれないとばかり 顔をのぞかせてくるようです。
土・日のお休みが明けて 今日は月曜日、週の始まりですが、明日が祝日なので、何だか お休みにはさまれたサンドイッチの中身みたい。
何となく子ども達にウキウキ感があると思われるのは、この暦のせいなのか、春の日差しのせいなのか…。
年少さんには、かわいい おひなさまの壁掛けが飾られています。
子ども達が折り紙や画用紙で作った おひなさまは、年少さんらしい かわいいお顔をしています。
「わぁ、かわいいね」と言うと 一斉に「ぼくの、これ」「わたしのは、これ」と教えてくれました。
廊下に飾ってあるひな段を見に来てくれた男の子は「ねぇ、あのひと(右大臣)、おひげ なーがいね」「ここ、ごちそう のせる ところかな」「これは?」「うん、お着物をしまうタンスよ」。
おひなさまは 細かくきれいなお道具がたくさんあるので、見ていて「?」だったり、「ふぅん」だったり、「すごい」だったりですね。
おひなさまの実家から届けていただいた桃のつぼみも、ふっくら咲いてきました。
さて、今日は うさぎちゃんクラスの日、4月から幼稚園に来てくれる 小さいお友達のクラスです。
ひなまつりが近いので、順番にイスに座り、ペタペタのりをつけて おひなさまの飾りを作りました。
おやつの時は、ちゃんとお手々を合わせて。
秋頃はまだ泣いていた子も、もう大丈夫、大分慣れましたよ。
ポカポカで気持ち良く、お外あそびもできました。
年少、年中さんは お散歩に行きました。
と言っても、幼稚園の周囲を少しだけですが。
この辺は田畑に囲まれていて、季節を感じる草花もいろいろあります。
年少さんと手をつないだ年中さん、かわいい妹ちゃん、弟ちゃんができたみたいで うれしそう。
田んぼの畦に入って行くと、あら、つくし、オオイヌフグリ、タンポポ、ペンペン草…、春がいっぱいです。
「あ、つぼみ、ふんだら あかん」「せんせい、こんな おはな あった」、子ども達は 好きな草の花を摘んで、「おかあさんに あげるねん」と うれしそうでした。
いいものを見つけると、いつも子どもの口から出て来る このことば「おかあさんに あげるねん」、これを聞くと 幸せな気持ちになりますね。
お母さんのあったかい愛情がしっかり子どもに伝わり、子ども達が「いいな、すてき」と思ったものを(それがどんなに小さいものでも)お母さんが喜んでくれることを、みんな よく知っているのです。
年長さんは、お部屋で 郵便屋さんごっこのお手紙を書いていましたが、途中から外に出て遊び、「中当て」をやっていました。
飛んで来るボールから素早く身をかわす この遊び、ドッジボールとともに、小学校でする運動の一つです。
少しずつ小学校を意識した活動を取り入れ、備える年長さんです。