始業式、初の新園舎 2019.1.8
「せんせい、あけまして おめでとうございます!」 子ども達の元気な声が帰って来ました。
今日は始業式、3学期のスタートです。
そして、昨年6月から始まった工事が一段落して、新しい園舎ができ、使い初めです。
まだ旧園舎の解体や 園庭整備があるので、仮の登園口ですが、入って来た子ども達は「わぁっ、きれい。すてき!」、新鮮な驚きを持って しばし たたずんでいる子もいました。
昨年工事が始まってからは、安全第一で、しっかりフェンスに囲われ覆われていたので、それが取り払われて 目の前に現れた光景に びっくりだったのでしょう。
送って来られたお母様方も、みなさん とてもうれしそうに「先生、すてき」「いいのが できましたねぇ」「これから、ますます楽しみ」と言って下さって、ともに喜んで下さったのが 印象的でした。
思えば、工事が始まってから いろいろ御不便をおかけして来ましたが、新しい幼稚園を 心から楽しみに待って下さっていたんだなぁと、感謝しました。
「あいけいファミリー」の暖かい絆が しみじみうれしく、有難く思われます。
始業式は 全員が新しいリズム室に集まって、まず神様にお礼拝です。
冬休み、みんなが守られて 元気に過ごせたことを喜び、新しい幼稚園ができたことを感謝し、お祈りをしました。
新しいリズム室、保育室は全て床暖房が入っています。
ぺたんと座った子が、笑顔になって「せんせい、あったかい」。
「そうよ、あったかくて すてきでしょ?」「うん」。
昨年クリスマス、年長さんに「これが、この幼稚園の舞台でする 最後の劇や おゆうぎになるのよ。だから、『いままで ありがとう、みんなを楽しませてくれて ありがとう』って、心を込めて 立派にやりましょうね」と、話して来ました。
その通り、子ども達もよくがんばって、すばらしい 感動的なクリスマス祝会(発表会)となり、39年使用した園舎とのお別れにふさわしい しめくくりでした。
そして、今日から新しい園舎で、新しい あいけいの歴史が始まります。
ひとりひとりの子ども達を大切に育くむ「愛恵」(神様の豊かな愛と恵みに包まれる)の名の通りの 保育の場として、この園舎が用いられるように…、これが私達の 心からの願いです。
さて、今日は半日保育ですので、ぐるりと新しい幼稚園を一巡りしたら、おやつを食べて降園です。
年長さんは、ピカピカの保育室に目を見張り、「ここ、ぼくのロッカー」「わたしは こっち」と、ちょっぴり緊張気味ながら うれしそう。
久しぶりに お友達や先生と、ハムの入ったパンをいただきながら「おいしいね」。
はい、そうね。又、幼稚園が始まりましたよ。
楽しいことがいっぱいよ、明日も元気に来てね。