今日の幼稚園 2021.1.20
冷たい風がおさまり、寒いながらも美しい冬の日になりました。
あいけいっ子は…? ハイ、元気です。
今日は年長さんに 新しい絵の先生が来て下さいました。
「どんな えを かくんやろ?」と みんな楽しみにしていました。
優しくて暖かい雰囲気の先生は まず、小さな紙筒を2本ずつ 子ども達に手渡され、「縄とびのように持って、跳んでみましょう。どんどん跳んで、高く跳んで、…」好きなところに行くよう、イメージを ふわ〜っと ふくらませて…。
「どこへ行ったかしら?」「くもの うえ」「おはなばたけ」「にじの ところ」。
そこから、クレパスを手に 思い思いの場所に行った自分を描き始めました。
「イメージをふくらませて描く」--大人は案外 戸惑うかもしれませんが、見ていると、子ども達はどんどん描き始めました。
ある子は雲をいっぱい、ある子は虹、お花畑。
ていねいに、かわいい絵を 楽しみながら、自由に描き進め、いろいろ工夫もしています。
さすが年長さん、想像する力、描く力が育っています。
年中さんは、絵本を読んでもらっていました。
その後 描き始めたのは、お話の絵。
クリスマス祝会で子ども達が演じた「ともだちほしいな おおかみくん」の話です。
「どの場面でもいいよ、いろんな動物が出て来たよね、どこを描こうかなって 考えて描きましょう」
先生に言われて「う〜ん」、描き始めて「うん? きつねの くちって、どう かいたら いい?」「えっと、タヌキを かこうと おもうけど…」
迷って分からない時は「せんせい…」と聞いたりします。
かわいいのは、おとなりで描いている子に「ねぇ ねぇ…」と聞いてみて、一緒に話し合ったり、考えたりしている所。
子ども達が それぞれの思いを大切にし合い、仲良くなって欲しいという 担任の先生の願いから選んだお話、劇でしたが、実を結んでいるなぁと うれしくなりました。
年少さんも お絵描き。
こちらは、画用紙一杯に 大きなお顔。
「これは だあれ?」「わたし」「ぼく」
ああ、大きな口を開けて笑っている「じぶん」だったのね。
でも 年少さんには、しっかり力を入れてクレパスで色をぬるというのも、大切で ちょっぴり難しいことです。
ていねいに手の力、指の力を入れて クレパスを使う練習でもあります。
お絵かきが一段落したところで 園庭から賑やかな声、年長さんが 外あそびを楽しんでいました。
園庭に2年程前植えた枝垂れ梅も つぼみをつけていて、「かわいい つぼみの あかちゃんやね」「せんせい、いつ さく?」「はるに なったら、かなぁ?」「ううん、梅は2月の終りころ 咲くと思うよ。楽しみだね」。
この寒さ、明日からは又 緩むそうです、
寒暖差が大きいですが、かぜをひかないよう気をつけながら、楽しく過ごしたいですね。