ちょっとさびしい 今日の幼稚園 2020.2.3
2月に入りました。
今日は節分、豆まきです。
みんな元気一杯と言いたいところですが、年少組がインフルエンザのため 水曜日まで学級閉鎖になってしまい、今日は年中、年長の子ども達だけの登園です。
あいけいは毎年、インフルエンザも比較的少なかったので、こんなふうになるのは珍しいこと。
びっくりしつつ、「みんな、お手々をせっけんで洗いましょ、うがいもしてね」と声を掛け、イオンプラズマの空気清浄機をフル回転させています。
今日はまず 年長、年中の子ども達が集まって、大きなガリバーの体を作ろうということになりました。
パーツ毎のグループに分れて、段ボール箱をくっつけて土台にし、その上に新聞紙を丸めたのをつけて 体のふくらみにしたり、牛乳パックをいくつも合わせて 手足を作ったりしました。
大きく作るので、くっつけるのも たいへん、「あれっ、テープはずれた」と誰かが言うと、テープを切って渡してくれる子がいたり、うまくつけられるよう 押さえ合ったり、「えっと、牛乳パック、牛乳パックは…」「あ、ここや、ここに あるで」「いっぱい ほしいけど…」「むこうにも、まだ あったで」と 子どもなりに協力し合う声が聞こえて、ほほえましい気持になります。
あいけいの子ども達のいい所、かわいい所は、誰かが困っていると、必ず手を差し伸べる子がいること。
キョロキョロして困った顔をしている子を見ると「どうしたん?」「なにか ないの?」と声を掛けて一緒に探したり、手伝ったりしています。
こんな所が あったかくて、いい結びつきがあるなぁと しみじみ思います。
製作あそびが一段落したら、先生が全員を集めて、「せつぶん」の紙芝居を読んでいました。
昔から伝わる豆まきについて教えてもらい、「ふぅ〜ん」 穏やかにうなずく頃、ドシドシッと音。
子ども達の顔に ちょっぴり不安が走りました。
音の主は…「あっ! おに!」「おに、きた!」。
ハイ、鬼のお面をかぶった先生が 廊下の窓からのぞいて…、「こりゃ、悪い子はおらんか!?」と入って来ました。
みんな 手に持っていた豆を急いで投げ、「おには〜そと!」、下に落ちた豆を急いで拾って 又 投げて、「えいっ!」。
そうしているうちに、隅の方でニヤニヤしながら「◯◯せんせいやなぁ」とつぶやいた子は、鬼に掴まりそうになって 大あわて。
子ども達がたくさん豆を投げたので、まもなく鬼は退散しました。
「どうだった?」「たのしかった」「おもしろかった」「◯◯せんせいやったよ」
みんな笑顔ですが、こんなバレバレの鬼でも「…やっぱり、こわかった」子もいるのが、やっぱり幼稚園のかわいいところかな。
年少さんは ちょっと遅れるけれど、学級閉鎖が終ったら やりましょうね。
それにしても、みんな早く良くなってね。
そして、これ以上広がりませんように。
先生達も子ども達も、心を合わせてお祈りしています。