今日の幼稚園 2019.10.31
10月31日、ハロウィーンです。
幼稚園は今、11/7の英語・音楽発表会に向けて ちょっと忙しくしています。
加えて、今日は木曜日で ヒラリー先生の英語あそびの日。
ヒラリー先生は、ふだんは英語で いろいろな遊びを展開されますが、今は発表会に向けて、おけいこしている事を見て アドバイスしたり、指導したりするのが中心です。
各クラス、準備が少しずつ進んでいて、舞台でやってみて、ヒラリー先生に「もう少し ゆっくりね」とか、発音のし方とか 教えていただきました。
年長さんは… 本番の時のように 衣装を着てやってみました。
年少、年中組は、何曲か 英語の歌にゼスチュアをつけたり、順番に形を変えたりしながら 歌ったりするのですが、年長は 全部英語で劇をします。
今年は「金のガチョウ」。
初めの頃 セリフを覚えにくくて苦労しましたが、今では 大分上手に、全体がスムーズに進行するようになりました。
ヒラリー先生は 学生時代 演劇部、子ども達にも「そこは、間を置いて、『あれ? どうした?』というような格好をしましょう」とか、「そこは、おもしろくて笑うんだから、本当に おかしそうにしてね」とか、結構 注文がつきます。
31日は 近づく発表会のためにおけいこをしたいと考えていたヒラリー先生は、実はしばらく前に もうハロウィーンをしてくれているのです。
その時の様子をちょっとお見せしましょう。
リズム室に全員集まって カーテンを引き、暗くした所で カボチャのランタンにろうそくを灯すと、ふわっと闇に浮き上がって見えて「わぁっ」という感じなりました。
ヒラリー先生は今年、「ノアの方舟」になって 子ども達をびっくりさせてくれました。
“Trick or treat?” で 1人ずつキャンディーをもらって、みんな うれしそう。
年中さんは、お化けの絵を描いていました。
夜に見立てた黒や紺色の画用紙に 思い思い、白い絵具をぬり広げ、「おばけ〜」です。
かわいいおばけ、迫力のあるおばけ、おもしろいおばけ…、年中さんには、おばけが壁面一杯にいます。
さて、今日の給食はハロウィーンの献立、パングラタンと真っ赤なスープ、ぶどうゼリーです。
写真ではちょっと分りにくいんですが、パングラタンは、バターの香りの良い 丸いパンの中をくりぬいて、揚げカボチャ、ブロッコリー、ベーコンの入ったグラタンをたっぷり詰め、そっとパンの上部で作ったフタをのせた、手のこんだものです。
食べてみると、グラタンでパン全部がしっとりした感もあり、年少〜年長まで「おいしいね」。
真っ赤なスープは、トマトのスープに揚げさつま芋、ギョーザの皮で作ったオバケを浮かせたもの。
こちらも ハロウィーンを意識した「真っ赤な」というネーミングにタジタジとして、「…すこしにしてね」と頼んだ子がいましたが、しばらくして おかわりに来たそうです。
上にのせたオバケを食べて「せんせい、オバケ、おいしい」と言った子に、「えっ? どんな味?」「うん、オバケのあじ」。
それって どんなの? と おかしくなりますね。
あいけいの給食は、園の給食室で調理しています。
揚げ物は、とても良質なグレープシードオイルで揚げるので、野菜は甘味が強くなり、ギョーザの皮も素朴で じんわりした旨味が出るのです。