先週子ども達が掘った さつま芋、「お家で もう食べた？」と聞いてみると 口々に「やきいもに した」「おかあさんと、スィートポテト つくった」「てんぷらに…」「さつまいもごはんに…」「おみそしるに いれた」等々お料理の他、「おかあさん、すっごく よろこんでくれた」「おおきな おいもやねぇって、いってたよ」と お家の中の かわいいやりとりも教えてくれました。

さて、今日は その時少し取り分けて園においていた さつま芋で、子ども達がスィートポテトを作りました。

今年のお芋は 紅あずま という種類で、甘くて美味しい品種です。

給食室で皮をむいて蒸し上げる間、子ども達は身仕度、みんな かわいいエプロンをつけ、三角布とマスク。

そんな格好をしただけで、なんだか うれしくてソワソワしてしまいます。

初めに、蒸した 湯気があがっているさつま芋を マッシャーでつぶします。

「しっかり握って、ギュッて押して つぶしてね」と言われて、マッシャーを握って ギュウ。

順番に みんなでつぶして行き、その後、お砂糖、バター、たまごを入れて混ぜたら、最後は「ひとふりで、あま〜い」バニラオイルを加えて、生地のでき上がり。

「バニラって、アイスクリームの？」「そうよ、これを入れると、すてきに甘い香りになるのよ」「ふぅん」「ちょっと匂わせてあげるね」「…、せんせい、すっごく おいしそうな においする」と 幸せな顔になります。

それから、一人ずつ 手の平にスプーンで乗せてもらって 丸めて行き、そっとホイルのカップに置いて、給食室へ。

 

手を洗う前に、指についたのは ペロッとなめて、「ああ、おいしい」（本当は この時が一番美味しいかも）。

オーブンで焼き始めると、ふわ〜と甘い香りが漂い、「はやく たべたいなぁ…」。

実際にいただくのは 給食の後、デザートとして。

バットに入れて運ばれて来たのを見て「わぁっ！」と歓声があがりました。

 

さて、さて、お味はいかがですか？　「すっごく おいしい」「めっちゃ おいしい」。

実りの秋は美味しい季節、平和で 豊かな実りをいただいていることを 心から感謝しています。