今日の幼稚園 2019.6.3
朝風はさわやかですが、日中は夏の暑さ、気温が上がりました。
お休み明けの月曜日、「きょうは なにして あそぼう…」とワクワクの子もいれば、「おかあさ…ん」と ちょっぴりお家恋しい子もあり、幼児なりに様々な思いを抱く日ですね。
でも、あいけいは、いろんな子と思いをすっぽり包んで「今日も楽しい」よ。
年長さんは、今日はジャガイモ掘り。
いちご狩りの後 園に置いてあった長ぐつをはいて(置ガサならぬ 置長ぐつ なんです)、近くの畑へ。
いちごや 給食のえんどう豆、玉ネギを育てて下さっている農家のおじさんの所で、ジャガイモを掘らせてもらいます。
バスのおじさんにも手伝ってもらって、お芋の苗を引いて行くと、コロコロ、大小のジャガイモが つながって出て来ます。
「せんせい、みて!」「あっ、ちっちゃいのも でてきた」「こっちは おっきい!」
毎年 全クラス、秋のさつま芋掘りに行きますが、今の時期のジャガイモ掘りは 年長さんだけの体験です。
このジャガイモは 園の給食に使うので、年長さんは5才なりに、ちょっと「お仕事をする」責任があるというわけです。
今年も いいお芋がたくさん掘れたので、まずは水曜日、年長さんがクッキング保育で 野菜を切ってカレーライス作りのお手伝い。
その後も、シチューや煮物に 大活躍の予定です。
新ジャガは お店で買っても美味しいけれど、すぐそこの畑で土から掘りたてのお芋は、やっぱり一味違うんですよ。
さて、年中、年少さんは、今日 時計製作をしていました。
6月10日の 時の記念日に合わせて、紙皿や厚紙を使って時計を作ったり、時計のうたを歌ったりします。
子ども達にとって「時間」の認識は まだはっきりしていませんが、「朝起きる時間」「お昼ごはんを食べる時間」「夜寝る時間」等、理解しやすいよう伝えています。
年長さんになると、「時」の流れの中で人間が生きていること、過ぎてしまった時は返って来ないことなどを、実際の生活にあてはめながら 分りやすく話して行くと、幼児なりにも 何となくつかめるようです。
難しくても 大切だと思われることを 実生活にあてはめて話す、その雰囲気を感じとり、漠然とした理解でも 子ども達の内側に残す、これって 形にならないけれど、貴重な教育だと考えています。
年少さんは、ただ今 文字盤製作(色で 数字を分けていて、色を手掛りに貼れるようにしています)まで。
年中さんは、てるてる坊主の時計に 数字と針もつきました。
年長さんは、自分で数字を書いて貼っています。
みんな、ただ今 時計作り進行中の毎日です。
と思っていたら、園庭から賑やかな歓声が。
年中さんが、大型遊具を使って サーキット遊びで体を動かしていました。
もちろん、その後は 自由あそび、そして シメは鬼ごっこ。
大あそびして…、やっぱり「あいけいは 来ればたのしい 月ようび」、一句できた! でした。