いっぱい つくる どんどん つくる 2019.2.13
今週末は あいけいの作品展。
ただ今、子ども達は「つくる、つくる」の お楽しみに集中しています。
毎年 テーマを決めて取り組んでいますが、昨年からテーマを一つに絞って、年少・年中・年長全員で それに向かうというやり方にしています。
それぞれ、考えること、できること、やってみたいことは 年齢らいしい違いと個性があります。
それに合わせて 自分なりに「ああでもない、こうでもない」と工夫して作り上げた個人作品と、年令が分るクラスの作品、そして、異年令の子ども達が交じり合って仲良く作る協同作品という組合わせです。
今年のテーマは「お店屋さん」、縁日をイメージして、たこ焼き、金魚すくい、りんごあめや 焼そば、焼とうもろこしの屋台、おしゃれなケーキ、ドーナッツを売るスィーツショップ、ボウリングで倒したピンの数で ごほうびが当たる 当てもの(この景品は、子ども達が作った すてきなネックレス、ブレスレット、おもちゃ等で、みんな「あれが ほしい…」と ねらっています)など、作って楽しい、遊んでおもしろいものが、いっぱい できてきました。
今日は、各クラスから年長組に集まって来て、たまごのパックの中に きれいなお花紙を色とりどり丸めて、スィーツショップの飾りを作っていました。
スィーツショップの かわいいお家の屋根や壁につけて、すてきなお店にするんですって。
年長さんや年中さんは よく分っていて、同じクラスのお友達と一緒にしている時は 仲間同士として話したり、分担したりしていますが、年少組の子と組んだら ていねいに教えてあげたり、手伝ってあげたりと、とても優しいです。
あいけいは、ふだん タテ割りの活動は少ないのですが、作品展は 年令を越えて みんなでやってみよう、みんなで楽しもう という試みをしています。
折々に「へぇ、あの子、こんな やさしいところがあるんだ…」とか、「わぁ、ずいぶん お兄ちゃんらしくなって、たのもしいなぁ…」等、いつものクラスでは見えなかった成長や子どもの内面が伺えて、先生達にとっても 新しい発見の連続です。
そして今日は、年長さんがグループに分れて 先生達の似顔絵を描いてくれました。
「美人に描いてね」と言われて、「うん!」と はりきる子、「えへっ」と笑う子。
事務所の園長先生の所にも、男の子3人がやって来ました。
さすが年長さん、よく観察して、話し合いながら描いています。
ボソボソ話しているのを よく聞いてみると、「おかおは まるい かんじやな」「かみの毛は…」と しげしげ見て、「うえのほうは…」と ちょっと悩んでいるんです。
園長先生が「いいよ、ほんとに見えるように描いてよ」と言うと、「うん、わかった」と ていねいに髪や眼鏡を描き、仕上げていました(髪がちょっと多めに描かれているのは、やさしいオマケかな…)。
うん、なかなか上手でしたよ。
お家の方々をお迎えする作品展が楽しみです。