今日の幼稚園 2019.1.21
週が明けて、子ども達の賑やかな声が戻って来ました。
土・日のお休みをはさむと、月曜の朝は いつも そう思います。
人だけでなく、お休みの間静まっていた幼稚園の建物も 子ども達を待っているみたい。
あいけいは、新園舎が完成して 三学期からお引越したものの、まだ工事継続中。
というのは、古い園舎の解体が始まっているのです。
古い園舎の形そのものは まだ残っていますが、内側を壊し、窓のサッシも はずされました。
通園バスに乗った子ども達が 園に近づくと「あっ、ようちえん…、せんせい、まど ないね」「せんせい、あそこ、ばらぐみやったところ…」と つぶやきました。
「そうね、古い幼稚園は壊して、みんなが遊べるように お庭になるのよ。古い幼稚園、ありがとう、みんなを大きくしてくれて、楽しませてくれて ありがとう…」、大人も子どもも感慨深く、目を離すことができませんでした。
使命を終えて、新しい園舎にバトンタッチ。
新しい園舎は 今日もぽかぽか暖かく、子ども達の歌声、笑い声が響いて、生命が漲っている感じです。
今日は たっちゃん先生の体操遊びを、年中、年少さんが楽しんでいました。
課外で体操教室をしていただいている たっちゃん先生に、時々指導してもらっています。
園内のリズム室、それから 中廊下の広いスペースで、走ったり ジャンプしたり、ボールを追いかけたりと、みんな大喜びでした。
お兄さんのようで おもしろい たっちゃん先生と、今日は コージ先生も一緒に加わって フルに体を動かすと、うっすら汗ばむ程。
子ども達の歓声があがります。
たっちゃん先生の体操遊びは、「体を動かす気持良さ、おもしろさ」を みんなが体験できるところが とてもいいですね。
運動がちょっぴり苦手な子も、みんな 笑顔になったり、笑いころげたりしています。
さて、年長さんでは 毎年恒例、三学期の郵便屋さんごっこが始まっています。
4月から小学生になる 年長組の子ども達、もう みんな 字の読み書きが上手になっていて、自分達で簡単なお手紙を書けるようになりました。
大好きなお友達に宛てて、ハガキのように切った紙に ていねいに書いています。
「えっと、えっと…、『それから こんど… こんど あそびに き…て…ね』」など ぶつぶつ言いながら 文章を考えたり、首をかしげて にやにやしながら 相手のお友達の顔を そっとのぞきこんだり。
書いたら、先生に文字遣い等 チェックしてもらっています。
「わたし は」は 「わ」を「は」と書くのよ、郵便番号は こんなふうにね、とか教えてもらって、かわいい手紙ができていました。
卒園まで、お友達や先生達と お手紙のやりとりが続くんですよ。
そして、年長組に 今日は又、新しい、女の子のおもちゃが登場です。
かわいいピンクのお家で、キッチンになっています。
「子ども達に遊ばせてあげて」と下さった方がいて、バスのおじさんが組み立ててくれました。
見た女の子達からは「わぁっ、かわいい」「おみせやさんも できそう」「おりょうり できる」と、うれしそうな声があがりました。
先日から使っている車や建物、木のおもちゃとともに、年長さんの大切な宝ものになりそうです。
あいけいの子ども達のいいのは、何でも大切にする所。
うれしそうに、ていねいに使っている姿を見ると、モノがあふれている時代だけれど、こうして みんなで 大事に使っているって、素晴らしいなぁ と思うんです。