一月半ば、お正月気分が少しずつ薄れる頃ですが、子ども達は 今の時期ならではの楽しい活動を いろいろしています。

年中さんでは、グループに分れてカルタとり。

ことばを読むのも 子ども達が順番にしていますが…、読む子だけ イスに座っているのは なぜでしょう？

答えは、とてもかわいいんです。

それはね、子ども達だけでやっていると、読むのも ちょっぴりたどたどしくて、ゆっくり。

その子が苦労しながら声に出す間に、お隣の子が札を見て、手を出して取ってしまうからなんです。

最初の字は大きく書いてあるから、パッと目につきやすいんですね、だから お隣の子から見えないよう、イスに座って読むということに。

そして みんな、ルールを守りながら 上手に楽しんでいました。

中には「せんせい、おうちで れんしゅうしてきたから、はやく とれるようになってん」と自信あり気に言ってくれる子もいました。

文字あそびが始まっている年中さんは、お部屋に 自分達で作った大きなカルタを飾っています。

自分の名前から一文字を選び、それに因む絵を描いたんですって。

 

年長さんは、書き初めをして 自分の名前を書きました。

筆に墨をたっぷり含ませて、ぐっと力を入れて書きます。

そばについている先生から「そう、ぐぐっと引いて、大きく回して」と声を掛けてもらいながら 初習字に挑戦、なかなか立派にできました。

年長さんのお部屋は 新園舎でぴかぴか。

聞いたところによると、子ども達は とても大切に使っていて、「せんせい、ゴミ おちてた！」と拾ったり、給食の後、ごはん粒が落ちているのを見つけたら、さっと取ったりしているそう。

新しい木のイスも、ていねいに使っているそうです。

「うれしいね、大切に使おうね」の気持を、大人だけでなく、子ども達も共有して喜んでいる事が 何とも暖かく、良かったなぁ…と しみじみ思います。

そうそう、今日の給食、年長さんは初めてビンの牛乳でした。

これまでは コップに注いでもらった牛乳でしたが、４月からの小学校に備えて です。

「さぁ、今日はビンの牛乳ですよ。どうしてでしょう？」と先生に言われて、「おしょうがつだから？」「おいしいから？」と返って来ました。

「ううん、４月から学校に行くからよ。学校の給食は、ビンの牛乳だもの」「あっ、そっかぁ…」でした。

 

 

年少さんは、今日 英語あそびの後、新しい開放廊下で体操したり走り回ったり、ひなたに丸くなって先生と遊んだりしていました。

 

 

新しい この場所は 広くて、縄とびをしたり 体を動かしたゲームをするのに、とても良い空間です。

寒い日も、ひなたは ぽかぽかして いい気持です。