今日の幼稚園 2025.2.3
昨日の節分を越えて、今日は立春。
季節を分ける節分が 春の扉を少し開けてくれたような 暖かさになりました。
でも、それは今日まで。
明日から今週一杯、厳しい寒さがやって来る予報です。
「せんせい、おうちでね、まめまきして、パパが おにに なってん」「ながい おすしを たべた」「おには〜そとって、いった」等々、お家の豆まきは昨日終わったようですが、一日遅れて 今日は幼稚園の豆まきです。
丁度、小さいお友達の うさぎちゃんクラスの日でした。
うさぎちゃんクラスの子ども達も ずいぶん落ち着いて来たので、園児が「節分」の紙芝居を読んでもらう会に、一緒に座りました。
後部の一角に みんな賢く座って、ちゃんとお話を聞いていました。
中には、おねえちゃんのクラスの中に入って座る子も。
豆まきの由来や、鬼が嫌がるイワシの頭、ひいらぎのお話を いっしょうけんめい聞いている様子の かわいいこと。
その後 うさぎちゃんクラスは年中さんと、他のクラスはそれぞれクラス毎に、豆まきをしました。
以前は 先生達が鬼に扮してやったこともありましたが、怖がって泣く子がいることから、段ボールで作ったユーモラスな赤鬼に豆を投げるスタイルにしています。
「さぁ、何て言って投げる?」と問いかけると、「おには〜 そとっ」と みんなうれしそうに返してくれました。
自作のカップや箱は、この豆まき遊びのために準備したものです。
かわいい絵が描いてあったり、鬼の顔を作って 貼ってあったり。
さて、「じゃあ、行くよっ!」と先生の掛け声に「おには〜 そとっ」「ふくは〜 うちっ」、豆をつかんで投げ、無くなると 落ちた豆を拾って投げ、又 拾って…。
みんな泣かずに 豆まきを楽しむことができて、良かったです。
悪いものが退治されて、福が来ますように。
作品展は、もう今週末。
製作あそびが進んでいます。
「うみの いきもの」、いろいろできて来ました。
フグ、カニ、さかな達、チンアナゴを作った子もいます。
今は、でき上がった作品は ロッカーの上やお部屋、廊下の一角にそっと置かれて、飾ってもらう時を待っています。
じっと見てみると、さかな達も 他の生き物も、いろいろつけて(リボンや カラフルな布や ボタン等)もらって、とてもかわいらしいです。
思わず微笑んでいると、「せんせい、このりぼん、かわいい?」「うん、とても かわいい」「そう? わたしの ママも、こんなふうに りぼん つけてくれるねん」。
愛されて育つ子は、やさしくなるんですね。
自分がしてもらったこととを、誰かにしてあげたい…、そんな思いが表現される製作物、 見ていると 心がほっと暖かくなります。
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合間のあそびで流行っているのは、なわとび。
みんな上手に跳べるようになりました。