キャロリング 2018.12.21
昨日はクリスマス祝会・終業式でしたが、あいけいでは毎年、年長組はもう一日 キャロリングがあります。
キャロリングとは、白いガウンを着て、それぞれのお家にキャロルを歌い 回るものです。
昨日演じた聖誕劇 ページェントの一番大切なメッセージ、「イエスさまが お生まれになった」ことを、子ども達が天使になって 歌い伝える意味があります。
制服の上からガウンを着ると、みんな それだけでかわいらしく、すてきで、いつもと様子が違って見えます。
お家の人に送られて来た子ども達、2台のバスに分乗してお家を回りますが、まずは みんなでお祈りしてからスタートです。
すてきで幸せなクリスマスを迎えていることを感謝して、今日一日も守っていただくよう 園長先生がお祈りし、みんな 心を合わせました。
バスに乗って 順番に一軒ずつ行くと、お家の方々が笑顔で待っていて下さいます。
ツリーやサンタクロースのお人形、リース等、クリスマスの飾りで お玄関をきれいにして お迎え下さいました。
バスから降りた子ども達は、自分の家で 一人で一曲歌い、他の子ども達とも歌います。
一人で歌う曲は 子ども達が自分で選びました。
「えっと、わたしは『もろびとこぞりて』にする」「ぼくは『きよしこのよる』を、えいごで」「わたしは… えっと…」と 悩みながら決めた子もいます。
迎え、聞いて下さるお母様方は とてもうれしそうに、耳を傾けて下さいました。
市役所、警察署を回って、キャロルを届け、お昼前は コープでも、お店の前の場所をお借りして歌い、皆さんから大きな暖かい拍手をいただきました。
うれしい気持で一杯になって、お昼ごはんのレストランへ。
子ども達 26名程いますが、みんな お約束を守って、静かに美味しくいただきました。
お店の人が、毎年ほめて下さるんですよ。
お昼の後は、午後のコースを回って、幼稚園に戻りました。
帰りのバスの中で、「みんな、楽しかった? あいけいのクリスマスは、すてきなことが いっぱいあったけれど、今日のキャロリングで いよいよ最後。明日からは冬休みよ」と話して、何だか名残惜しい気持で一杯になりました。
年長さんがキャロリングを終えると、二学期のしめくくりというだけでなく、あいけいのしめくくりに一歩近づく気がします。
何となく、子ども達も そんなことに気付くのでしょうか…。
うれしいやら、ちょっぴり切ないやら、不思議な思いです。
冬休み、今度は みんなのお家にサンタクロースが来てくれる番です。
元気に過ごしてね。
新しい年になったら、ピカピカの幼稚園で会いましょう!