年長 ばら組のお友達が巣立つ日が、とうとう やって来ました。

この２年、３年、かわいがって大切に育てて来た一人一人が 成長し、準備を整えて飛び立つ この日、朝から感無量の思いです。

くもり空ではありましたが、雨も守られて、お家の方と登園して来た子ども達、幼児なりに 今日の晴れの日の意味を理解していることを感じさせる笑顔です。

お部屋で先生にお花をつけてもらって、９時、２階リズム室で 式が始まりました。

 

あいけいは 今日も変わらず、まず お礼拝をして、神様に感謝。

こんなに大きくなりました。

心も身体も 健やかに育ちました。

子ども達を見ていると、皆その思いで一杯になります。

卒園証書授与は 何度も おけいこをして来ましたが、名前を呼ばれると「ハイッ」と しっかりした返事をして立ち、胸を張って進み出ます。

左手、右手で受け取り、深々とお辞儀をして「ありがとうございます」と言う声も、ハキハキと 成長ぶりを表わしていて、本当に 何て大きくなったのかしら…と感動します。

手話を交えて歌う「きみにあえて うれしい」「そして おめでとう」、子ども達の大好きだった「切手のない おくりもの」、おけいこで歌う時、泣いていた「たいせつな ともだち」「卒園のうた」、卒園式も 子ども達はたくさんの歌で、思いをつづってくれました。

年中組のお友達の「送ることば」は、長い文章をよく覚え、大きな声で言ってくれました。

そして、それに応える答辞は 毎年、いっしょうけんめい考えた 長いことばです。

それを奉書に書いたものを 代表のお友達が述べるのが、あいけいの卒園式です。

今年も ていねいに、心をこめて、立派に言ってくれました。

年間の出来事を 順にたどっていくと、いろいろな事が思い出されて、うれしいやら 寂しいやら、みんな ちょっと複雑な、きゅんとした思いになります。

最後は 年中さんの「ほたるの光」に送られて、退場。

あいけいの園生活のしめくくりにふさわしい、心のこもった、静粛な、良い式でした。

これからも、ずっと ずっと友達、又、遊びに来てね。

いつでも待っているよ。

 

年中、年少組は、明日の終業式をもって 年度を閉じます。

この一年、全員が神様に守られ 育ったことを感謝して…。