お誕生会、お別れ会 2018.3.9
3学期は短いですね、卒園式・終業式まで 指折り数える程になって来ました。
昨日のかわいい話です。
年長組で歌のおけいこをしている時、ふと 一人の男の子が涙ぐんでいるのに気付いたそうです。
「どうしたの?」「…さびしなってん」「そっかぁ、もう少しで卒園だものね」
しばらくして、イスの所で 又、別の男の子が泣いていました。
「どうしたん?」「さびしなってん」「うん、そっかぁ、先生も寂しいけれど、又、いつでも会えるよ。遊びに来てね」「うん…」
かわいいでしょう?
二人とも ふだん泣いたりしない 元気な男の子なんですよ。
先生にギュッと抱きしめられて、励まされて 笑顔を取り戻していました。
そして今日は、3月生まれの子の お誕生会と、年少・年中組のお友達との お別れ会でした。
あいけいは こういう時、いつものように神様に感謝する お礼拝から始まります。
1年前、じっと座って お話を聞くのが難しかった 年少さんも、ほら、ちゃんと座って お目々を閉じて 手を合わせているでしょう?
「目を閉じて、お心を静かにしてね」と言われて、こんなふうにお祈りに合わせられるようになっています。
ふつうの日常生活ではなかなかない こういう時間、小さい時に 毎日経験する積み重ねは、人間としての落ち着きにつながっていきます。
お誕生会では、先生達の手作りのカードと、給食の巾着袋のプレゼントをもらいます。袋は、その子の名前と かわいい柄を、手で ししゅうしてあります(これは先生達の内職です)。
もらうとみんな、学校に行ってからも大切に使ってくれて、何と、今 園児のお母さんになっている卒園生の保護者の方は、赤ちゃんの小物入れとして、まだ持っていて下さるんです!
びっくりでしょう?
そんなふうに使っていただいて、私達も幸せです。
さて、続くお別れ会では、子ども達が手作りしたプレゼントを交換し合います。
年少さんからは、ストローをつないだネックレス。
年中さんからは、貼り絵で飾った一年間使えるカレンダー、貼り絵のもようは 年長さんが11月の発表会でした英語劇「ジンジャーブレッド・ガール」、心のこもったプレゼントです。
年長さんからは、くまちゃんのネックレス、パクパク ペンギンを 年少、年中さんに渡しました。
くまちゃんは 口が開くようになっていて、そこにメッセージが書かれています。
ペンギンも、お腹の所にメッセージ。
「ありがとう」「げんきでね」「いっしょに あそんだね」「だいすき」…、年長さんが自分で考えて書きました。
子どもの拙い手ではありますが、どれも 世界一のプレゼント。
あいけいの子は みんな仲良しです。
これからも、ずっと ずっと。