製作あそび 2018.2.7
作品展は来週末。今、どのクラスも 製作あそびを目一杯楽しんでいます。
今年は 全クラスで、サファリパークをテーマにしています。
年少、年中、年長と、各々のクラスで相談し、作りたい動物を決めて行きました。
年少さんは うさぎ、年中さんは サル、年長さんは 何と カメレオン!
そして大きい動物、シマウマ、キリン、ゾウなど、クラス(年令)を一緒にして作っています。
「一緒にあそぶ」機会は たくさんあるけれど、「一緒に作る」ことは あまりなかったかな…(砂場の お山くらいかしら)、初めは みんな まだ、「えっと… えっと…」と、どうしたら良いか 子どもなりに考えている感じです。
でも、先生に促されたり、アドバイスをもらったりしているうちに、年長さんが動き出しましたよ、「ここ、ここ もってて」「あっ、ここに テープ つけてや」など、3才、4才のお友達を仲間に入れてあげようと 声をかけたり、持ったり、押さえたりもし始めました。
あいけいの作品展はずっと、年令別のクラス毎でしたが、今年は初めて 全クラス、全年令で「一緒に作る」にチャレンジです。
幼稚園では 年令別の成長具合が大きく違うので、子ども達も戸惑いがあり、初めての企画に 先生達も戸惑いつつですが、新しい取り組みにチャレンジしています。
この作品づくりを通して、お互いに認め合う心、尊重し合い 協力し合う心が育ち、「小さい子も 大きい子も いっしょに」の素晴らしさを体験してほしいと願っています。
今日は 絵画の専門講師の 上嶋先生が指導して下さる日でした(月2回)。
年長さんは「おに(まめまき)」を描いていて、かわいい鬼、ちょっぴりユーモラスな鬼、迫力ある鬼など、いい絵がたくさん できてきていました。
ちなみに先日、全国教育美術展に出していた絵画の中から、特選3人、入選7人、佳作3人と発表のお知らせがありました。すごいでしょう?
毎年 あいけいの子ども達は、この全国教育美術展で たくさん賞をいただき、高い評価を受けています。
でも、何より、そう、何よりうれしいのは、子ども達が 絵を描く楽しさ、おもしろさを よく知っていてくれることです。
「あんまり じょうずやないけどな、たのしいねん」
そんなことばが ポロっとこぼれたのを耳にした時の喜びは、格別です。
この思いを大切にしたいものです。