今日の幼稚園 2023.1.18
一月らしい冬の寒さと 日の光のまぶしさが気持ちの良い、週半ばです。
午前中、お部屋の中の活動をのぞいてみると、年少さんは 自分の手型の色ぬり、紙に手を置き、先生がえんぴつで型どったところを クレパスでぬっています。
「まぁ、今日は何を描いてる?」「うん、おてて、じぶんの おてて」「橙色のクレパスでぬって、この先はどうするの?」「にじに なるねん」「みんなの おててで、にじに なるねん」。
2月の作品展では、今年 聖書のお話「ノアの箱舟」をすることにしていて、先週から 園長先生にその聖話を聞き、去年英語劇でやったノアの箱舟のDVDを見たり、紙芝居を読んでもらったりして来ています。
お話の最後、神様が空に虹を架けてお約束を下さる所は、年少から年中、年長まで、一人一人の子ども達の手型を合わせることにしました。
だからその虹、「みんなの おててが、にじに なるねん」…、すてきでしょ?
年中さんは、今日 初めて自分の筆箱からえんぴつを出して、ワークを始めました。
今までもワークはやっていましたが、いつもクレパスを使っていました。
三学期はいよいよ ひらがなのおけいこが始まるので、えんぴつ、ケシゴムを筆箱に入れて持って来たんです。
なんだかお兄ちゃん、お姉ちゃんになったようで、うれしそう。
ある子は「せんせい、ぼくの ふでばこ、みて!、ジャジャジャ〜ン」と得意気でした。
えんぴつを取り出すと まず握ってみて、正しい持ち方ができてるかどうか、先生にチェックしてもらいます。
続いて今日のところは 簡単な曲線、ジグザグ線をなぞりました。
クレパスとは違う えんぴつの感覚、だんだん身について行くことでしょう。
年長さんは、三学期になって初めて絵画講師 中嶋先生から教えていただく日。
今日は 牛乳パックを切って組み合わせ、そこにマーカーで絵を描くというもの。
絵と言っても、ただの絵ではありません。
この組み合わせ牛乳パック、パタン パタンと本のようにページが開く仕掛になっています。
ストーリーを自分で考えて、絵を描き、お話を展開させていくというものです。
子ども達は この不思議なパックの本に目を輝かせ、「さかなを つりに いって、エサを つけて…、マグロが つれるんだ」「おともだちと あそびに いって、おはなが たくさん さいているとこに ついてね…」「どうぶつが たくさん あつまって きてね…」、みんな 楽しい想像をしながら、それぞれがお話の展開を考え、組み立て、思い思いの絵を描いて、色をぬって 仕上げて行きました。
でき上がったら、お友達に見せて「◯◯ちゃん、おはなし きいて」「せんせい、わたしの おはなし きいて」。
どうしたらいいか、分からなくて止まってしまう子はいないかな…、と見回しても、迷ったり 悩んだりするものの、案外スラスラ運ぶのは やっぱり年長さん、頭の中には すてきで楽しいお話がいっぱいつまっているんでしょうね。
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お昼前、自分で作った凧を持って外に出て来た年少さん、「こうやってね、こうやって…、走ると フワッと凧が上がるよ」と教えられ、ひたすら走り、「ちょっと あがった」「◯◯ちゃん、あがってるよ!」、でも上がっている所を見ようと止まると、すぐ落ちてしまう凧でした。