今日の幼稚園--給食はじめ・ことはじめ-- 2018.1.10
昨日は始業式で半日保育でしたが、あいけいは今日から ふつうの1日保育。
お天気は何だか ぐずついて、外では遊べません。
朝 事務所に「えんちょう せんせーい!」と走って来た女の子達がいて、「なぁに?」「あられ、ふってるよ」「あられ?、みぞれかな?」。
いつもの雨音とは違う音がして 気付いたのでしょう。
鳥のさえずりや雨の音、風の音が よく聞こえて、違いが分る環境が ありがたいです。
お部屋をのぞいてみると、ぽかぽかの室内で、楽しく自由あそびをしている 年少さん。
「なに 作ってるの?」「かいじゅう」「きょうりゅう」
あったかい所で、うれしそうに ひっついて遊んでいる様子は、かわいくて 楽しくて 幸せですね。
年中さんは 3学期、文字遊びが始まり、さっそく今日は「つ」の字です。
先生が、黒板で 字の形の特色をお話ししているのを、まぁ、みんな よく聞いています。
聞いた後は まず、「まほうの えんぴつ、出してね」と言われ…何かな…と思っていたら、子ども達は さっと自分の指を出して、宙に向かって 字を書いていました。
なるほどね…。
日頃から園生活の中で、「先生のお話を しっかり聞く」を大切にしてきた積み重ねが、こんな姿に表れるのでしょうね。
子どもながら、「しっかり聞いて、よく理解して 取り組む」が、だんだん できてきていることを感じました。
年長さんは、コマまわしが とても楽しいようです。
上手に回せる子に、コツを伝授してもらっている子もいました。
そうそう、女の子達が数人寄って、くるくるとコマにひもをかけている時の かわいい会話です。
「ま(巻)けた?」「う…ん、もう ちょっと」「わたし、できた」「もう ちょっとで…モンブラン」
モンブラン? ああ、モンブランのケーキね。
思わず笑いました、ほんと、ぴったりのことば…。
年長さんは、コマに続いて 羽子板作りも。
羽子板は、毎年 干支の動物を貼り絵していて、今年は かわいい犬を それぞれが貼っていました。
できたら先生に、チョンチョンと足跡スタンプを押してもらい、最後に名前を焼き印して 仕上がります。
羽子板などのお正月遊びも 少なくなりましたが、昔から伝わっている日本の楽しい遊びも 大切にして行きたいですね。
さて、今日は 今年初めての給食、いつも 新年初めの献立は お正月のお祝い膳を意識したものになっています。
調理員さんが工夫して、「おめでとう」の心のこもった給食です。
ほんのり うす紫に染ったごはんは、お赤飯より 子どもが食べやすい 黒米を入れたもの。
しゃぶもちを使ったお雑煮には京にんじん、さといも、お豆腐も入っています。
そして、蒸しタラの野菜あんかけ、ヨーグルトです。
「おいしい?」「うん、おいしい」「おかわり あるよ、たくさん食べてね」
あいけいの給食コンセプト「おいしいは 楽しい、おいしいは うれしい」、そのことばが そのまま あてはまるような お昼でした。