何て早い！　今日から11月です！

気がつけば、回りの田んぼは もうすべて刈り取られ、雲が重たくたれこめると、晩秋の気配さえ してきます。

幼稚園では今、英語・音楽発表会のおけいこが たけなわになってきました。

様々な自分の楽器を手に、先生からリズムを教えてもらったり、身振り手振りを入れて 英語の歌をうたったり。

年少さんにとっては 初めての音楽会、「こんなん ある…」「きれいな おとが する」　すずやトライアングルも、最初は不思議そうでした。

今では なかなか上手に鳴らしていますよ。

 

年中さんの英語は よく声が出るようになって来ました。

いろいろなスポーツ選手になって、このスポーツに必要なのは何？　ラケット？　バット？　水着？　聞かれて、No. No. だったり、Yes だったり 答える歌です。

英語・音楽発表会まで あと10日程。

スポーツの秋（運動会）、芸術の秋と 行事は続きます。

 

 

そして もう一つ忘れてはならないのが、食欲の秋！

お芋掘りとクッキング保育が終りましたが、こちらは  まだまだ あります。

今日は、干柿を食べました。

しばらく前、お友達のおばあちゃまが、「先生、今は作っている家も少ないから、子ども達に見せてあげて」と、つるし柿を作って 持って来て下さいました。

日のあたる軒に干して２週間程。

途中 ちょっぴり お酒の霧を吹くのが、美味しく仕上げるコツだそう。

お預かりしている  お酒の霧吹きを シュッシュッとしていると、「せんせい、それ なぁに？」「うん？　…おいしくなるクスリ」「ふぅん…」。

今日は、園長先生が ひもをはずしてくれて、みんな 給食の時に いただきました。

年中さんで、「食べものを甘くするのに使うのは？」「おさとう！」「そうね。でも この干柿は おさとうでなく、お日さまの光や あたたかさが甘くしたのよ。お日さまが、シブくて食べられない柿を あま〜く、美味しくしたの」「へぇ…、そうなん…」、ちょっと不思議そうでした。

いただいてみると、「せんせい、おいしいよ」「はじめて たべた」「わたしの おばあちゃんの とこにも、あるよ」…。

干した柿は、素朴で滋味があり、やさしい初冬の味でした。

こんな ていねいな 味わい深いものをいただけて、みんな 幸せね。

ごちそうさまでした。