いよいよ明日は卒園式、年長さんが巣立ちを迎えます。

「あのな、ちょっぴり さびしいねん」「ないたら どうしよ…」「また ようちえん きたいなぁ」

名残惜しそうな声が聞こえて来ます。

 

 

今日も午前中は式のおけいこ。

 

 

昨日も上手だったけれど、更に みがきがかかって、いい緊張が生まれています。

 

 

 

おけいこの後は、大好きな給食、カレーライスです。

 

 

「ようちえんのカレーって、めっちゃ おいしいねんな」と言う子に 先生が「お家とちがうのは、どんなところ？」。

 

 

「うーん、おやさいが ちいさい」とか、「からくない」とか意見が出ましたが、結論は…「せんせいや、たくさんの おともだちと、いっしょに たべるから」でした。

 

 

そうね、この楽しさ、おいしさ、ずっと いい思い出にしてね。

 

 

 

さて、お昼から 年長さんは、お部屋で一足早いお別れの時を持っていました。

一人一人、せんせいに抱っこしてもらい（年長になったら ふだんは こんなことしないのですが、今日はトクベツです）、あんなこと あったね、楽しかったね、あのとき よくがんばったね、など お話しします。

 

 

ギュッと抱きしめられて、思わず涙、先生も涙があふれて…。

2年、3年 お預りして、笑ったり、泣いたり、喜んだり、怒ったり…。

かわいがって、手塩にかけてきた気がします。

やがてお部屋からは、「おーん おーん」という泣き声の大合唱が聞こえてきました。

聞くところによると、いつの間にか 子ども達は、自分のカバンからタオルを出して来て、涙をふいていたとか…。

生まれて初めての お別れの涙だったかもしれませんね。

（残念、泣き声合唱の写真はとれませんでした。ごめんなさい）