お芋掘り 2025.10.8
運動会が終わって、なんだかホーッとしたなぁ…の昨日今日。
秋晴れの中、子ども達は二日間に渡ってさつまいも掘りに出かけました。
行き先は葛城市の観光農園です。
園バスに乗って「いってきまーす」と嬉しそうに出発、すぐに「あっ、おこめできてる」「あっ、コスモス」、こがね色になってきた田んぼは稲穂が頭を垂れて、すっかり秋の風情です。
長かった夏がようやく終わり、みのりの季節に入ってきたのです。
でも、でも、晴れれば「あっつい」、気温はぐんぐん上がってきましたね。
さて、バスに揺られる事15分くらい、目的地に到着です。
降りて、ご挨拶の後、さつまいもの畑に入れて頂き、畑のおじさんから掘り方を教えてもらいました。
あらかじめ、スコップを入れてほぐしてもらってあるものの、それでもさつま芋は土の中深くできていて、大きいものはなかなか掘り出せません。
「せんせい、でてきいへん」「うん、ちょっと手伝うわね、……、よいっしょ、……えいっ、ここ、掘ってごらん」、「せんせい、ぼくのもやって」「わたしもやって」、大忙し、汗だくの大人達でした。
しばらく奮闘の後、あちこちで「おっきいの、とれたあ」「でてきたあ」の声が聞こえ、やっとこさっとこお芋掘り終了になりました。
昨日も今日も汗が流れる暑さでしたが、秋の実り、ずっしり重いお芋が掘れて、嬉しいお土産になりました。
「おかあさん、てんぷらしてくれるって」と言う子がいれば、「わたしのおかあさん、お芋ご飯にしよねって」「スィートポテト、いっしょにつくるねん」と言う子もいて、ご家庭でも幼稚園の行事を楽しみにしていてくださることが伝わってきました。
そうそう、運動会の後はたくさんの保護者の方から「先生、とっても楽しかったです」、「感動しました」、「充実していましたね、来年も楽しみ」等々、嬉しいお声をいただき、職員一同励まされています。
改めて、子ども達の健やかな成長は、ご家庭と幼稚園の両輪が心を合わせて回ることによって、より豊かに愛情深く促されるのだと思いました。
幼稚園を応援してくださる皆様に心より感謝しています。