今日の幼稚園 2025.5.21
まだ5月ですが、昨日から本当に暑くなりました。
今日は水曜日で、年長さんは 中嶋先生の日。
絵画、造形あそびを指導していただいています。
先週のお題は「たまご」でした。
白いたまごに、きれいな模様を 好きなように描いて、その卵を割れたように切ります。
中から何が出て来るかは、子どもが自分で考えます。
動物だったり、雲や虹だったり、電車という子も。
想像したストーリーに合わせて、ぐんぐんイメージを広げて描きました。
今日は「ゆびにんぎょう」作りです。
先週から聞いていたので、「ゆびにんぎょう!?、え〜、どうやって?」、期待が高まっていました。
今日も先週に続いて、一人ずつストーリーを考え、そのお話ができるように 背景、登場人物(動物)を作ります。
「まず、お話を考えてみましょう。どんなふうにしたい? 誰が出てくる?」 先生に投げかけられると「う〜ん、えっとね、わたしが、もりにで かけて…」「ぼくが うみに いったらね…」「あめが やんで にじが でて、そのしたを…」、年長さんになると、それぞれ、いろいろなお話の世界を広げて行くことができますね。
途中で お友達と相談したり、見せ合ってヒントをもらったりする姿も。
しばらく、ああでもない、こうでもないをくり返し、だんだんできてきました。
描いたものをハサミで切り、先生からいただいた指サックに貼って、指にはめてみると、「わぁっ!」。
指を曲げたり伸ばしたりしながら、自分で考えたお話を演じてみたり。
中嶋先生の時間は、それぞれの発想を大切に、自由で、大きく広げて行ける豊かな表現あそびが すてきです。
お昼過ぎ、着替えで てんやわんやの年少さんに、年長さんがお手伝い。
「まだできていない子、ちょっと手伝ってあげて」と言われて、「よしっ!」の年長さん。
優しい あいけいの一番上の子達は、小さいお友達のお世話をするのが大好きです。
「ここ、ここに あし いれて」「あれっ、なんか、ズボンの ひも、へんちゃう?」 自分で着るより難しい 着替えのお手伝い、でも、みんな、小さい年少さんを とてもかわいがるんです。
着替えがすんだら、アルエット広場で アンパンマン体操、このところ毎日やっているので、大分上手になってきました。
年中さんは降園前、静かに座って 絵本の時間。
おもしろくて ゆったりして 笑っちゃう「ぼちぼちいこか」を先生が読むと、じぃっと聞いて 大笑い、又 じぃっと聞いて 大笑い。
ユーモラスな かばくんに、子ども達は 心が吸い寄せられたよう。
全てのページをめくり終え、「おしまい」と先生がピリオドを打った途端、「もう いっかい」「もう いっかい、よんで」のリクエストの声が次々かかりました。
「それじゃあ、もう一回」 アンコールに応えて読み始めました。
いい絵本は、こんなふうに 子ども達を引きつけるものですね。
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( ↑ 年中のお当番さん、朝顔の水やりもお仕事の一つです)