こども動物園-どうぶつさん、いらっしゃい- 2021.5.14
毎年5月に行なっている移動動物園、昨年度はコロナの関係で三学期に延期しましたが、今年は感染対策をした上で 予定通り実施することに。
3月楽しんだばかりの 年中、年長さんは、数日前から「せんせい、このまえ きた ヤギさん、くるかなぁ」「ぼく、まえのとき、うさぎさん だっこしてん」等、思い出しながら 期待に胸をふくらませていました。
年少さんにとっては 初めて。
先生から「ヤギさん、羊さん、お馬さんも来ますよ。うさぎやモルモットは、だっこもできるのよ」と言われ、さあ…どんなかしらね。
子ども達は、お家から持って来た野菜、果物、パンの耳などを 箱に仕分けして入れますが、小さい年少さんのお手伝いをしてあげるのは 年長さん、「これは…、こっちやな。あ、バナナは、こっちの はこに いれてナ」。
そんな所が やさしくて、ほのぼのです。
9時前、動物を乗せたトラックが到着、スタッフのお兄さん、お姉さんが 準備を整えてから、順番に動物達を出します。
馬、ロバ、羊、ヤギが、次々に タッタッタッと降りて来る様子に、子ども達は目を見張っていました。
こども動物園に来てくれる動物の中には、ニワトリやブタさんもいるのですが、ただ今 移動規制中ということで、その分 ヤギ、羊がたくさんです。
みんな やさしい、かわいい目をしていて、見ているだけで 気持ちが穏やかになりますね。
子ども達は スタッフのお兄さんから「今日のお約束」(馬の後ろに立たない、エサをあげる時は手をお皿のようにすること、等)を聞いたら、いよいよスタートです。
クラス毎に分かれて順番に行き、ポニーの乗馬も 全員が体験します。
お腹にピッタリつけて、お尻に手を当てて そっと抱っこしてあげるモルモットは、大人しくて かわいくて、ずっと抱いてもらっているうちに ウトウト寝てしまったのもいました。
「あ〜、ねちゃった」「わぁ、かわいい…」。
朝早く出発しての長旅、疲れたんでしょうね。
ヤギや羊は 体が大きいので、怖がる子もいましたが、さし出したキャベツや りんごを食べてくれると うれしくなって、だんだん慣れてくる姿も見られました。
「せんせい、ひつじさんの け(毛)、もこもこしてる」「ヤギさんは、ちょっと かたいね」
背中を触って感触を確かめたり、うさぎを抱っこしようとして 逃げられたり…。
今回の動物園も、みんな大満足。
楽しく過ぎて行きました。
動物さん達、ありがとう、お疲れさま。
また来年も来てね。
( ↑↓ 毎回来てくれるアオダイショウのアオちゃんと、手のひらに乗るほどの小さなハツカネズミ、どきどきしながら触らせてもらいました)