今日の幼稚園 2025.1.29
1年最初の月、1月ももうすぐ終わりです。
毎日があっと言う間で、気が付けば もう2月、作品展までわずかです。
先週は 思わぬ学級閉鎖があったりしたため、今 各クラスは、作品づくりや お絵描きに奮闘しています。
各ご家庭から集まった 箱や 毛糸や たまごパック、トレー、本当はゴミになってしまうはずの廃材ですが、リズム室の後方を仕切った小部屋に いっぱい置いてあります。
子ども達は 自由に欲しいものを取って来て良いことになっているので、うれしいお宝部屋でもあるんですね。
「◯◯ちゃん、みて、こんなん あったで」「う〜ん、ハナ(鼻)になるもん、さがしてるねんけど…」「◯◯くん、これ、どう?」等々、お友達と一緒にゴソゴソやるのも おもしろいようです。
今年のテーマは「うみの いきもの」なので、クラゲを作ったり、カニを作ったり、魚を作ったり…、「海藻も作ってね」「かいそう?」「うん、ワカメとか、ほら…」 海の様子がよく分かる本を見せてもらったりして、「あ、そっか」。
「ワカメは お味噌汁に入っているもの」とだけ思っていた子もあって、「ワカメは 海の中に生えている、草みたいなもの」と教えられて、ふ〜ん です。
年少さんは セロテープの切り方、貼り方も まだ上手にできなかったのですが、この製作あそびを通じて ずいぶん分かってきました。
初めの頃は、2つの箱をつけるのに どのくらいの長さのテープをどう貼るのか分からず、「…、あれ…、ん? あれ…」だったのが、「せんせい、これで いい? もう ちょっと つけたい」と言えるようになって、成長だな と思います。
年中さんがいっしょうけんめい、赤くぬった箱に付けているのは、タコの吸盤です。
「いっぱい つけるねん」「あ、そこ、ちょっと もってて」「あ、テープ たらへん」「◯◯くん、これも つけて」…。
年中さんになると、お友達と相談したり 協力したりもできるようになって、作る楽しさに、「いっしょ」が加わりますね。
年長さんは、今日は 絵画製作指導の中嶋先生の日。
節分を前に、お題は「おに」です。
赤い画用紙に 赤で形をとった鬼を、どう描き進めて行くか、「こわい」「つよい」をどうしたら表現できるか、年長さんなりに工夫のしどころです。
「かみのけ もしゃもしゃって、どうかな」「ひげが いっぱいも、いい?」「めは、こんなんかな」「あ、まゆげのとこ、くろを いっぱい つかって」…等々、思い思いの「こわいおに」をイメージして、ストーリーも思い描いて、「めっちゃ こわい(?)おに」ができました。
作品展では、この鬼がズラリと並んで お待ちすることになりますよ。
来られたら、「まぁ、こわい」と お喜び下さいね。
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( ↑ 年長さんのはりぼて「フグ」も できてきました)