今日の幼稚園 2025.1.10
三学期一週目。
水曜日から始まったので、「え? あらっ? 今日 金曜日?」の感じです。
今日は「新春お年玉」ではないけれど、子ども達を喜ばせてあげたい思いで、バルーンイベント「いちご劇場」のお姉さんをお招きしました。
まずは リズム室に準備された すてきな劇場の設え、そして 迎えて下さった かわいいいちごコスチュームのお姉さんに、入って来た子ども達は「わぁ〜っ! 何が始まる?」のワクワクが一杯になります。
そうなんです、見た瞬間「かわいい!」から始まって、よく見ていくと、ていねいに作られたかわいい飾りが たくさん。
そして、絵本の中から出て来たようなお姉さんの楽しい口調や音楽に、最初の「ワクワク」は「ドキドキ」になり、期待に満ちた目が輝きました。
前半は、びっくりするようなマジック。
次々とび出す カラフルでかわいい仕掛けに、「えっ? いま、どうして!?」「どうなったん?」「どこから でてきたん?」の子ども達。
口をポカンと開けている子、笑ったけれど、笑ったまま止まった子、そして その後、みんな うれしそうに手をたたいて「あ〜、びっくりしたワ」「なんで?と おもったワ」とつぶやいたり、隣の子とつつき合ったり。
後半は、お年さんのお洋服の横から取り出す長い風船が、たちまち いろいろなものになって「わぁっ! すごい」の連続でした。
楽しい いちご劇場、ちょっぴり名残り惜しく幕を閉じました。
一月は、お正月に因む製作や あそびもしています。
昨日 年中さんは、凧に絵を描いていました。
ていねいに、それぞれが楽しく描いているのをのぞいてみると、自分やお友達と遊んでいる絵、うさぎ、くま、お花、お正月の鏡もちまであって、好きなように「◯◯ かこ〜うっと」と考えては描いている様子が かわいらしかったです。
ここ数日グンと冷え込んでいますが、昨日 年少さんは「2回だけね」と園庭を走り、「マラソンだよ」。
そして今日は「凧上げをしよう」と外に出て、しばらく 上がったの、とんで行ったの、からまったの と奮闘していました。
風も強いので、ほんの短い時間でしたが、「たこ、あがった!」と満足そうに帰って来ましたよ。
年長さんは、昨日 獅子舞の大きいカードを作り、それに子ども達が一人一人「ことし ◯◯ できますように」と抱負を書きました。
年長さんになると、それぞれが「じぶんの ねがい」を持って、それを目標にできるんですね。
「どれどれ、見せて」と顔を近づけると、「てつぼうが できるように なりたい」「なわとび じょうずに なりたい」「かんじ かいてみたい」「サッカー うまく なりたい」等々。
年が改まったことを知り「ことしは…」と 5才児なりに思い願うところが新鮮で、ああ、この子達はこれからぐんぐん成長して行くんだ、自分の足で歩いて行くようになるんだと、しみじみ思います。
それは、小さいけれど、生命をしっかり持った 新芽の輝きにも似ている気がします。
年長さんは、羽子板に巳年のへびも切って貼りました。
来週は、羽根つきにチャレンジです。
みんなに良い年となりますように。