幼稚園 きのうときょう 2024.12.10
12月も2週に入りました。
今週金曜日はクリスマス礼拝、そして来週はクリスマス祝会です。
祝会は発表会になっているので、各クラス、毎日 おゆうぎや劇のおけいこをしています。
先週までは お部屋でちょっとずつやってきたのですが、今週からは 舞台を順番に使っています。
場所が変わると「あれ…?」となることも多く、慣れて感覚をつかんで行くことが大事。
年長さんのページェントは、祝会より一足早く クリスマス礼拝でも演じるので、それに向けて進めていますが、だいぶ上手にできるようになりました。
イエス様の御降誕劇、ページェントは、毎年 年長さんが取り組む劇で、幼児ながら40分程の長さがあり、とても見応えのあるものです。
二学期に入り、10月の鼓笛隊、11月の英語劇と、大きな山をしっかり越えて来た子ども達の仕上げにあたり、その確かな成長が実感されます。
年中さんの劇「大きなカブ」も、とても上手になって来て、大きな声でしっかりセリフを言ったり、歌ったりできるようになりました。
劇の流れもスムーズで、一人ひとりが 劇全体と自分の出番を よく把握できていることを感じます。
劇、初めての年少さんも、よくがんばっています。
お友達のセリフの次、自分がどう動くか、何と言うか、「えっと、えっと…」と考え、ドキドキしているのが分かります。
年長、年中、年少と、劇もおゆうぎも大きな違いがあり、3才、4才、5才、成長の段階が よく見えます。
でも、どこのクラスも それぞれ、とてもがんばっていて、とてもかわいい。
いっしょうけんめいさも伝わって、心がじんとすることも しばしばです。
昨日はチューリップの球根も植えました。
本当は10月終わり頃 植えるのですが、このところの温暖化で 開花が早くなり、春休みに咲いてしまうようになったため、園芸店のアドバイスを受けて、12月に入ってから植えています。
「春になったらチューリップが咲く、赤や黄色やピンク、楽しみね」、先生と一緒に「こう? これで いい? つちの おふとん、かけてあげる」、かわいい手つきで植えて、土をかぶせて。
これが咲く頃、年長さんは小学生に、年中、年少さんは それぞれ進級ですね。
幼稚園のクリスマス飾りは、かわいいものが たくさんあります。
子ども達は 時々やって来て「これ、かわいいね」「わたし、これ すき」等、お友達と見ていますが、今日はその中の、クリスマス汽車の缶の中から、園長先生にチョコレートをもらう日。
順番にやって来て、サンタクロースのチョコレートを1つもらいます。
「わぁ、サンタさん」と、そっとつまんで「えんちょうせんせい、ありがとう」。
ていねいに包みから出して口に入れ、「おいしい」。
クリスマスのお楽しみは いろいろありますが、このチョコも毎年、ちょっとうれしい 小さなプレゼントです。
食事もお菓子も豊かな環境ですが、小さなトクベツは 子ども達の心に、クリスマスのうれしい思い出を 一つ増やしてくれたかもしれませんね。