警察・消防署訪問 2024.11.22
昨日の収穫感謝祭に子ども達が持ち寄ってくれた果物を箱に詰めて、今日は年長さんが警察・消防署を表敬訪問しました。
「みんなは あいけい幼稚園の全員のお友達を代表して、お届けするのよ」と言われ、ドキドキと晴れがましいワクワク感が入り混じる年長さんです。
「せんせい、ぼく、おまわりさんと はなしたこと あるねん!」「パトカーって、カッコいい」「しょうぼうしゃが はしってるところ、みたこと ある」「きゅうきゅうしゃも」「うしろから サイレンならして きたら、くるまを はしっこに とめるねん」、等々。
今朝は冷え込みましたが お天気で、日射しの後押しを受け 気温もだんだん上がって、気持ちの良いお出掛けになりました。
園バスに順番に乗って、さぁ、出発です。
まずは 近い警察署です。
前を通って おまわりさんや、パトカーが停まっているのを見ることはあっても、中に入ることは めったにありませんものね。
ちょっぴり緊張気味に入って行き、奥の署長室に通していただきました。
おはようございます、とご挨拶した後、代表のお友達が 感謝のことばを述べました。
きれいに自分で画用紙に書いた文章を しっかり読み上げている間、ふと壁に目がとまりました。
そこには4年分程の、毎年の代表の子のことばが、他の園のお友達の分と一緒に貼ってありました。
最後に署長さんが「読んでくれるのを聞いてたら、涙が出そうになった。元気をもらった」と言って下さいましたが、小さな子ども達の 心を込めた「ありがとう」の思いが、警察の方々の大変な働きに 温かい感謝と励ましを送ることができているんだと感じ、うれしくなりました。
終わって、署長室で、そして玄関で パトカーの前で記念写真をパチリ、見送って下さった方々に手を振って 警察署を後にしました。
続いては消防署。
消防車、救急車の停まっている玄関の横に並び、ここでも代表の子が とても立派に感謝のことばを読み上げてくれました。
自分が小さい頃 救急車に乗った経験を交えたことばに、署長さんは「それを聞いて、これからもがんばろうって思ったよ」と言われました。
その後 消防車を出してもらって記念撮影、そして消防車を開けて 中の機材を見せて下さいました。
「この扇風機みたいなのは、火が燃えている時、毒のガスとか煙を外に出す風を送るんだよ」「このノコギリは、金属の硬いものも切れるんだよ」 いろいろ見せて下さって、「…すごい」「いっぱい、いろんなの ある」「しょうぼうしゃって、すごい しかけだね」、子ども達はびっくりしていました。
警察も消防も、人を助け社会を守る 尊い仕事。
みんなが安心して暮らせるのは、このような方々のお働きがあってこそです。
子ども達が 小さいなりにそのことに気付き、「人のお役に立つ」大切さを感じてくれたら、こんなにうれしいことはないと思います。