みかん狩り三日間 2024.11.14
今週火曜日から、クラス毎に みかん狩りに行っています。
年少、年中と終わって、今日は年長さんです。
この時期 晴天が続くことが少なく、どこかのクラスが小雨、又はぬかるんでいたり、冷え込んだりすることが多いのですが、今年は気持ちの良い小春日和に恵まれて、みんな みかん狩りを楽しんでいます。
行き先は、毎年お世話になっている 山の辺のみかん園です。
園バスで小一時間程の所です。
こんな日は、子ども達は お礼拝もバスの中でします。
今日元気にお友達とみかん狩りに行けることを感謝し、ケガや事故から守られるようお祈りしました。
バスが着いたところで、出迎えて下さったみかん園のおばさんに みんなでご挨拶、そして みかんの採り方やルールを教えていただきます。
みかんは 軽く持ち上げて、くるくる回して採ります。
よく色づいたみかんを選んでね、青いのは まだすっぱいよ、等々聞きますが、「あいけいの子ども達は毎年来てくれるけれど、お行儀がいいね。よくルールを守って過ごしてくれるので、うれしいね」と、ほめていただいています。
みかん園では、山の斜面に みかんの木がたわわに実をつけています。
初めてこんな光景を目にする子も多く、「わぁ…、みかん いっぱい」「せんせい、みかん いっぱい なってるね」と驚きの声があがります。
特に年少さんは、みかん狩り初めての子がたくさんで、「じぶんで とるの?」「そう、どれがいいかな、どれが甘そうかなって 探して、自分でくりくり採って、皮をむいて食べるの。さぁ、やってみましょう」。
動き回ると汗ばむ程の日射しの中で、みかんの木々の中を探して 選んで もいでいる姿は、秋の実りそのもので、うれしくなります。
二学期も半ばを越えて、年少さんも 年中、年長さんも、みんな大きくなりました。
みかん園の中では みかんは食べ放題、それでもお弁当もあるので、年少さんは2つくらい、でも年中さんになると4、5こ、そして年長さんは 大きいのを選んで5、6こ食べる子がたくさんいます。
中には「いっぱい たべた。いくつかは わからへん」と満足気にお腹をさする子も。
ふだんはお店で買って来るみかん、でも目の前にある木から 自分で選んで 採って食べると、やっぱり美味しさが違うようです。
「せんせい、なんかナ、ちょっと あったかかったよ」 まぶしい陽光を受けている所から採ったみかんは、少しぬくもっているんですね。
お昼、お弁当を広げるのも 又、楽しいです。
気持ちの良い秋晴れの中、三日間のみかん狩りは、子ども達に美味しい秋を味わわせてくれました。
帰り、お土産のみかんの袋をリュックに入れ、「みかんをつぶさないよう」体の前面でかかえて、バスに乗りました。
「おなか いっぱい、おいしかった、たのしかった」で あったかいバスに揺られ、「すごく しあわせ」。
秋は本当に良い季節ですね。
来週からは 季節が少し進んで、寒くなってくるそうですよ。