今日の幼稚園 2024.9.20
天気予報によると、「全国的に35℃を越える暑さは今日まで」とか。
今日も猛暑です。
でも しつこい暑さの中でも、朝のうち 吹いて来る風が「あれ、何だか この前と違う」と感じたり、空がぐっと高くなって ふわふわ やわらかそうな雲が浮かんでいたり。
やっぱり季節は進んでいるんですね。
カレンダーは着実に進んでいるので、運動会のおけいこも しっかりやって行かないといけません。
朝 少しでも涼しいうちにと、年長さんが まず鼓笛隊を外でやって、動きを確認です。
澄んだ青空は気持ちが良いものの、容赦なくふり注ぐ太陽の熱で ぐんぐん気温が上がります。
「一回だけ 通しでがんばろう!」で、子ども達の心に力が入ります。
鼓笛隊はとても上手になって来て、全員でカラーガードを振る曲も、大太鼓や小太鼓のパートに分かれて演技する曲も、一回で「うん、いいね。◯◯のところだけ、ちょっと気をつけてね」と、先生からのOKサイン。
言われて うなずく子ども達、10分くらい外にいるだけで、暑さで 顔が赤くなって来ます。
うん、暑いよね、太鼓を抱えるのも ピシッと動くのも たいへんだよね、でも すごいな と思います。
誰一人 弱音を吐く子はいません。
みんな、「自分が」「お友達と」「先生と」がんばっているんです。
年長さんの中には いろいろな子がいます。
強い子も、甘えんぼうも、すぐ へこたれる子も。
でも、今 一人一人が、これまで自分ががんばって来たものを みんなと一緒につなげたい、立派にやり遂げたい の気持ちを5才ながら持っている、ここに鼓笛隊の大きな意味があるなぁと、しみじみ思います。
そして、この経験を通して ぐっと心が強くなり、「ぼく、わたし、あのとき できた」の自信になって行くのです。
一通り終わったら、涼しいお部屋に帰って来て、冷たいお茶をゴクゴク、いい飲みっぷりでしょう?
(こんなふうに ささっと部屋に戻って まずお茶で喉を潤すのって…何故か 女子のことが多いですね)
年長さんが一息ついたら、今度はリズム室で 全員でお礼拝。
今日は金曜日なので、園長先生の聖書のお話もあります。
たくさんの活動が入ってバタバタしがちな日でも、この礼拝のひと時は 子どもも大人も大切な心を守る時間。
神様の御愛といつくしみに 一人一人が包まれている 安心を確かめる時間なのです。
お礼拝の後は、リズム室で全員で体操、そして 各クラス分かれて、外に行って「一回がんばろうね」だったり、開放スペース アルエット広場で おゆうぎのおけいこをしたり。
先生達は 熱中症に気をつけながら、1回ずつの内容をできるだけしっかりしたものにし、いかに子ども達の負担を少なくしながら仕上げて行くか、知恵のしぼり所です。
ベテランぞろいのあいけいの先生達は、そんなところ とっても上手に、励ましながら 様子を見ながら、ポイントを押さえて進めています。
それにしても、この暑さ、もうそろそろ…でしょうか。
日本中が切望している暑さの終わり、待ち遠しいですね。
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( ↑ 事務所へのお客様。「えんちょうせんせい、みて。ぼく、じぶんで つくったの」)