４月 チューリップの咲いていた入園・始業式から４ヶ月、今日で一学期が終わりです。

大きな声で泣いていた子、シクシクずっと泣いていた子、入園したてだった年少さんも、進級して緊張気味だった年中・年長さんも、みんなよく慣れ 成長しました。

 

終業式はいつものように、お礼拝から始まります。

 

一学期の間、みんなが守られ大きくなったことを神様に感謝し、明日から夏休みに入るお話をしました。

夏休みのことを尋ねてみると、「おじいちゃんと おばあちゃんの おうちに いく」「パルケ・エスパーニャに いく」「プールに いく」「はなび する」等々、楽しい返事がたくさん聞かれました。

夏休みは、日頃できないことを親子で取り組むチャンスでもあります。

みんなが 元気で楽しいお休みを過ごせますように。

 

夏休みのお話の中で、「どこかお出掛けした時は、お家の人と離れてはいけませんよ」の注意もあります。

「もし、知らない人から『いっしょに遊びに行こう』と誘われたら、どうしよう？」には、「たすけてぇ！」と大きな声を出すおけいこもしました。

危険な事は無いのが一番ですが、「こうなったら…どうしたらいい？」ということを一緒に考えておくのは 大切です。

 

明日から夏休みですが、７月の最終週から８月にかけての一週間は夏期保育がありますから、まずは一週間のお別れです。

 

ちょっぴり日焼けしてるかな…、子ども達が元気な顔を見せてくれるのを 楽しみにしています。

 

昨日のことですが…、６月に仕込んであった梅ジュースを 年長さんがいただきました。

梅ジュースは酸味があって、小さいうちは苦手な子も多いので、年長組だけのお楽しみ。

それでも「せんせい、すっぱいの、あかんねん」の子もいて、そんな子のコップには、シロップは少しだけ。

沸かしてから冷蔵庫でよく冷やしてあった水を注いで、みんなでカンパイの 梅ジュースパーティーです。

丁度木曜日でヒラリー先生もおられたので、「ヒラリー先生と園長先生をお呼びして来て」と ２人の男の子がお使いに出されました。

「ヒラリー先生には “I invite you.” と言うんだけど、どう？」　様子を見ていると、ちゃんとヒラリー先生の前で にっこり、 “I invite you.”

ヒラリー先生もうれしそうに、”OK.  I’ll go soon.” と立ち上がられました。

更に見ていると、今度は園長先生に「えんちょうせんせい、うめジュースパーティーに きてください」。

ふぅん、英語と日本語、相手を見て 自然に使い分けていますね、感心、感心。

 

 

 

みんなで円になって、梅ジュースを手に…、「ヒラリー先生、こんな時 何て言うんですか？」　”Cheers!” で、”Cheers” 「カンパーイ！」、おとなりのお友達と「カンパーイ！」。

一口飲んで、「おいしい」「ちょっと すっぱい」「…、せんせい、もうすこし おみず いれて」。

いろいろな反応がありました。

「ヒラリーせんせい、うめジュース、アメリカにも ある？」「うーん、アメリカにはないね。アメリカでは、こんな時 レモネードを飲む。レモネードも甘くてすっぱくて、元気が出るね」「ふぅん、そっか…」。

自家製梅ジュースでカンパイした子ども達、この夏 元気に過ごせますように…。

 

今日 帰る前、事務所にあいさつに来てくれた年長さん。

「えんちょうせんせい、１がっき おせわに なりました。ありがとう ございました」　全員でお礼を言って、ペコリと頭を下げ、「さようなら、バイバーイ！」。

４月より一回り大きくなった 年長さんでした。