雨ふり 2024.5.28
昨日からの雨、朝は小降りになっていましたが、お昼前にはだんだん強くなりました。
こんな雨では お外には行けず…、今日は お部屋の活動が中心です。
あ、でも、年中さんは朝、アルエット広場で アンパンマン体操をしていましたよ。
アルエット広場は屋根があって、少々の雨なら大丈夫のところがいいですね。
子ども達の体操する元気な声が響き渡ると、ぱぁっと明るい気持ちになります。
お部屋の活動、年少さんは羊の絵の続きです。
先日絵の具で描いた 羊の毛モクモクの体、そこにお顔の紙を貼ります。
「しっかり のりをつけましょう、でも つけすぎはダメですよ」
先日から何回か「のりつけ」をやっているので、指でのりをすくって貼るのも、大分やり方が分かってきました。
多分おうちでは スティックのり、テープのりを使うのでしょうね。
幼稚園に来て初めて、指でとって使うのりを経験する子が多いようです。
でも、先生が 何度もていねいに手順をくり返していたので、お家に帰って「ゆびのハラ」と耳慣れない言葉を遣う3才の我が子に びっくりしたというお母さんも。
確かに「ママ、ゆびの ハラでね」と あどけない顔で言われたら、「えっ? それ、どこで覚えたの?」と思われるかも。
ハイ、幼稚園ですよ。
のりの入れ物のフタを取り、適量を指ですくい、感覚を確かめながら ぬり広げて行く、そんなプロセスをしっかり教えています。
年中さんは…、6月の 時の記念日を前に、時計製作に入りました。
文字盤に数字を貼る位置を聞いて、一人ずつ 自分で貼ります。
12、6、3、9と貼ってから、間に他の数字を入れて行きます。
途中 先生から「3時は何をする時間?」「おやつを たべる」、「4時は?」「うーん、おふろに はいる」「え? おふろは もっと後じゃない?」等と問答があって、「じかん」の流れについても、年中さんなりに 少しずつ考えて行けるといいなと思います。
年長さんは、トトロの時計製作を始めています。
今日は、箱に紙を貼った所に トトロの目や口を貼りました。
同じようでありながら、みんな違います。
それぞれの表情がある顔ができて、お友達と見せ合う姿もかわいいです。
年中さんは アゲハチョウの卵を育てていますが、今朝 一匹、ちょうちょになりました。
きゅうくつなサナギのカラから出て 美しい羽を広げた様子に、子ども達は大喜び。
「せんせい、あめだけど、おそとに だして だいじょうぶかなぁ」ということで、しばらく飼育ケースの中にいましたが、やっぱり狭いようで かわいそう。
自然界で生きているものは 雨の日もあるものね、と 思い切ってケースのフタを開けて、逃がしてやることにしました。
初め、ケースの中の葉っぱにとまって じっとしていましたが、やがて羽を動かしてヒラリと舞い上がり、アルエットから出て 雨の中を飛んで行きました。
「バイバ〜イ!」「かぜ ひいたら あかんよ」 子ども達が手を振る中、飛んで行きました。
「とんでっちゃったね」…。
「でも、まだ いるよ」「まだまだ いるよ」
ハイ、年中さんの飼育ケースには、サナギも青虫も まだいっぱいいます。
みんな無事に ちょうちょになって行きますように…。