卒園式 2024.3.18
週が明けて、あいけいの卒園式の朝を迎えました。
かわいい33名の子ども達が 立派に成長して、巣立って行く日です。
昨日の雨も止み、子ども達は おうちの方々と、うれしそうに登園して来てくれました。
お別れはさびしいけれど、今日は喜びの日、晴れの日です。
卒園式の看板の前で ちょっぴりはにかみながら写してもらっている姿は、この2年、3年の成長の確かさを感じさせるものがあります。
頼りなく泣いていたあの子も この子も、しっかり、たくましく、そして優しく育ちました。
式は いつもの朝と同じ お礼拝から始まります。
神様が一人一人を守り導き、育ててくださったことを感謝しました。
卒園証書授与は、おけいこを重ねて来ただけあって、本当に立派です。
順に名前を呼ばれると、大きな声で「ハイッ」と返事をして、前に進みます。
園長先生から証書を受け取ると、はっきりとした声で「ありがとうございます」と言って 深くお辞儀、来賓席にもお辞儀をして、お母さんの方に向かってお辞儀、そして歩いてお母さんに手渡しに行きます。
その一連の動きは とてもかわいらしく、立派です。
初めて見た時 大きな感動を覚えたことは、今も忘れられません。
お祝辞や謝辞をいただき、式は進んで行き、子ども達の手話の歌「ありがとうの花」、「みんなみんなありがとう」が 保護者席に向いて歌われると、どのお母さんも 言葉に表せない喜びと感動で胸が一杯になられたようです。
子ども達には おけいこの時、「心を込めて、大きな声で歌いなさい。お母さんにしっかり『ありがとう』が届くように」と話して来ましたが、今日の歌は まさにそのものでしたね。
聞いていて 心が何とも熱くなったのは、全員が同じだったでしょう。
そして答辞。
あいけいの卒園式では 園児代表の子が、巻紙に書かれた 長い「お礼のことば」を読むのが恒例です。
今年も それは立派に、しっかり 心を込めて言ってくれました。
幼稚園生活をなぞるように振り返りながら 読み進められて行くのを聞くうちに、いろいろな思い出がよみがえりました。
たくさんおけいこしたでしょう、みんなの思いを代表してくれて ありがとうね。
式の最後に、子ども達は「蛍の光」を英語で歌います。
もともとスコットランドの国民的な歌であり、ヨーロッパ、アメリカ等 英語圏では お互いの絆を確かめ深める歌として、広く歌われているそうです。
あいけいでは、昨年から卒園式に英語でこの “Auld Lang Syne” を歌っています。
いつか子ども達が世界に出て行った時に、国境を越え、民族を越えて、多くの人達と肩を組んで これを歌えるように…、そんな願いを込めて、この歌を最後に選びました。
卒園する33名は、15の小学校に分かれて行きます。
子ども達一人一人の行く手に 神様の特別な恵みがありますように、祈っています。
明日は 年少、年中組の子ども達の終業式があり、これをもって今年度をしめくくることになります。
それぞれの成長を喜び、又 4月、一つ大きくなったクラスでの園生活が始まります。
今年度もずっと あいけいブログを見て下さって、ありがとうございました。
幼稚園は春休みに入ります(預かり保育はあります)。
子ども達が 元気で楽しいお休みを過ごせるよう、祈っています。