今日の幼稚園 2023.11.6
文化の日からの連休が終わりました。
いつもの土・日より一日長いだけですが、連休の後は、子ども達の声が より賑やかに響いて、園舎が喜んでいるように思えます。
本館はまだ建て直して五年程ですが、「子ども達よ、お帰り。楽しかったか?」と 大きな手を広げて やさしく迎え入れてくれる おじいちゃんのような感じを受けるのが、不思議ですね。
さて、今週は木曜日に 歌と英語の発表会を控えて、各クラス おけいこも いよいよ大詰めです。
今日は、朝から 舞台で順番にやってみました。
どこのクラスもよく準備できていて、上手に歌ってくれます。
舞台に上がるクラス、下の方で見るクラス。
先生達も 全員の顔がちゃんと見えているか、舞台での動きは大丈夫かを チェックします。
あいけいは、各年令1クラスずつの 小さな幼稚園。
先生達も子ども達も、みんな仲良しです。
「◯◯先生、左から3番目のあたりが見えにくいかも」「◯◯ちゃん、大きくお口あけてね」「◯◯くん、がんばれ、移動の時は右に行くんだよ」と、あちこちのクラスの先生から声が掛かります。
そう、「小さな幼稚園」は、見方を変えると「大きなお家」みたいなんです。
みんな家族だから、一人一人のことを、どこのクラスの先生も よく知っていて、いろいろアドバイスし合うんですよ。
終わってからも、廊下で会ったら「◯◯ちゃん、びっくりしたワ、すごく大きい声出してたね」「長い英語のセリフ、よう覚えてたね」「にこにこ歌ってて、とってもかわいかったよ」等々。
子ども達も 互いに見合って、「ふぅーん、ねんしょうさんも がんばってるね」「ねんちゅうさんの えいごの うた、じょうずやったね」。
そしてやっぱり年長さんは、一番大きいだけあります。
英語劇も 歌も、とっても上手で カッコイイ。
「すごいねぇ…」「じょうずやなぁ…」 憧れの眼差しで 見入っていました。
終わったら、我に返って拍手する姿も 又、かわいい。
こうやって、お兄ちゃん お姉ちゃんへの憧れが育ち、刺激を受けて、一人一人が成長して行きます。
発表会までの一日一日の 何気ない所で、大切なものを吸収して行くんだなぁと思い、うれしいですね。
* * * ヒヤシンスの水栽培 * * *
年長さんが 先週ヒヤシンスの球根を、水を入れたポットで栽培し始めました。
まずは…「土に埋められた」と球根が錯覚して 水の中に根を出すように、ポットに新聞紙をかけて暗くします。
そっとのぞいて「あかん、まだ、なんにも ない」。
あいけいっ子は みんなやさしくて、素直な良い子ですが、この時ばかりは「ヒヤシンス、だますねん」「くらいでしょ、つちの なかですよって」なんです。
ヒヤシンスよ、早く 美しい白い根を伸ばして、楽しませてね。