春の味わい 2017.5.18
子ども達に いちごを作ってもらっている農家から、今年も えんどう豆を分けていただきました。
毎年、えんどう豆の さやむきは 年長さんが担当です。
豆を さやから むくのは 初めてという子もいて、テーブルを並べて豆を置くと、「せんせい、どう やるの?」と聞きます。
「はい、これは えんどう豆。お豆の中には いろいろな種類があって、さやごと食べるものも あるけれど、これは中身を出して コロコロ丸いお豆を食べるのよ」と目の前で むいて見せます。
たくさんの えんどう豆に 次々と手が伸びて、キュッと さやを押して とり出していきます。
初めは ちょっと うまくいかなくても、だんだん上手になって、「せんせい! ぼくの、きれいに ならんで入ってるよ!」「せんせい、わたしのは 7こ」「まあ、それじゃ、豆のお家に7人で住んでるのね」「ぼくのは 6にんかぞく!」とワイワイ言いながら 楽しくむいて、ボウルの中は きれいな緑色の豆が、いっぱいになっていきました。
そして、今日の給食は、えんどう豆の入った ごはん。
「まめごはん… ちょっと にがてやねんけど…」という子も、「年長さんの おにいちゃん、おねえちゃんが むいてくれたのよ」と言うと、「じゃあ、たべてみる」、食べてみると「…けっこう おいしい」「でしょう?」「うん」など、かわいい会話が聞こえます。
当の年長さんは、「せんせい、すっごく おいしいね」「ぼくの むいた まめ、これかなぁ…?」「せんせい、おまめのところ、いっぱい いれて」と おかわりする子も。
今日の給食は こんな感じ。
献立は、お魚の野菜甘酢あんかけ、お味噌汁、豆ごはん、子ども達が採ったいちご。
お店で売られている えんどう豆は うすいえんどうが多いけれど、これは豆ごはんに美味しい、白竜という種類。
やわらかく、ごはんに なじんで とっても美味しいです。
連休から始まった 園のすぐ前の畑での いちご狩りも、まだ続いています。
今日は年中、年長さんが行って、みんなの分を採ってきてくれました。
粒はだんだん小さくなったかな と思いますが、甘みは増してきたかもしれません。
いちご、園庭のさくらんぼ、えんどう豆、もう少しすると、年長さんが新ジャガを掘らせてもらいます。
あいけいの おいしい春は、まだ続いていますよ。
そして、明日は「子ども動物園」が来る日。
英語あそびでは、ヒラリー先生に 動物の英語名や、鳴き声(アメリカ人流の鳴き声で、ヒラリー先生は とっても上手なんです! ほんものの鳴き声みたい!)を教えてもらっていました。
ブタは英語で pig だけど、子ども動物園で やってくる仔ブタは pigret と聞いて、「あっ! プーさんに出てくる、あの仔や!」「あぁ! うん、うん」 子どもなりに合点がいった感じ。
明日も楽しみね。