今日の幼稚園 2023.6.12
お休み明けは 雨。
小止みになっても湿気が多くて どんよりの空ですが、あいけいの中は 元気な子ども達の声が賑やかです。
この前タネを蒔いた年中さんの朝顔は 早くも小さな芽が出て、双葉も出て来ました。
芽の方は まだ分かりにくく、先生が「ほら、土の中から、ちっちゃい ちっちゃい緑の…、ほら、分かる?」。
「これ? これやね」「あ、こっちにも」「あ、これも そう?」、次々と発見して、うれしい子ども達です。
「おはな、さくかなぁ」「うん、まだ だいぶ かかるね。大きくなって、ツルが伸びて、葉っぱもたくさんになってから だからね」。
飼育していたサナギから ちょうちょになったのもいて、フタを取って逃しました。
「せんせい、きょう あめやけど、だいじょうぶかなぁ」、心配そうに子ども達が見守る中、少しの間じっとしていた ちょうちょでしたが、その時が来た、とばかりに羽を広げて、ひらひらと飛んで行きました。
前回と同じ、初めはじっと動かずにいるのに、急にひらひらと羽を動かし、あっと言う間に行ってしまいました。
「げんきでね」 子ども達の声が追いかけました。
さて、雨なので、年少さんは お部屋で「お話リトミック」です。
「今日は雨で お外に行けないけれど、お出掛けしたみたいに みんなで歩きましょう。じゃあ、まず帽子を被るマネをしてみて。本当に被るんじゃないのよ、でも 被るマネ。カサも持つマネ。長ぐつをはくマネ。できるかな?」からスタートです。
先生のピアノに合わせて てくてく歩いて行くと、ピアノが怪しい音に変わりました。
「あっ、ヘビ、ヘビが出て来たよ、逃げましょう!」と、子ども達は 走ってロッカーの前へ(ここがお家設定です)。
又々歩き出すと、雨が降って来て「カサをさしましょう。あ、水たまり、ジャンプして越えて」 ピアノやリズムに合わせて、いろいろなシチュエーションを想像して 歩きます。
こんなのも 又、楽しいね。
そして今日は、年中・年長さんは たっちゃん先生の体操あそびもありました。
あいにくのお天気なので、リズム室でしていただきましたが、やっぱりみんな大喜び。
走ったり、ボール玉入れをしたり、ゲームをしたり、鉄棒をしたり、短い時間でも結構動きが激しいので 運動量が多くなり、室内で過ごす雨の日には 特にいいですね。
思いきり体を動かしたらスッとするのは、子どもも大人も同じです。
6月も半ばにさしかかろうとしています。
今週はおうちえんの撮影も予定していて、どこのクラスも歌のおけいこをしています。
年少さんのお父さんの絵も、上手に描けています。
「パパ、めがね かけてるねん」「おひげ あるねん」。
一色画ですが、なかなか味のある仕上がりになりましたよ。
* * * * *
年長さんは 先週金曜日、この時期恒例の梅シロップを作りました。
「『つゆ』って、漢字では『梅の雨』って書くのよ。
昔の人は この梅雨の時期に梅干しや梅酒を作って、夏、暑い時に元気が出るように工夫したの。
みんなは子どもだから、梅で甘いシロップを作りましょう。」
氷砂糖と梅を交互にビンに入れて、ただ今 氷砂糖が溶けるのを待っています。
でき上がりは1ヶ月くらい先かな、年中さんの朝顔が咲く頃かもしれないね。
待ち遠しい気持ちも 又、いいものですね。