今日の幼稚園 2023.5.19
今週も末に近づきました。
初夏の暑さが数日続いた後、今日は雨で 気温も上がらず、肌寒い感じですね。
こんな時は体調を崩しやすく、あいけいでも お休みの子が何人もいます。
みんなが早く元気になりますように。
金曜日は、全員集まっての合同礼拝です。
年少さんが ずいぶん落ち着いて来たので、園長先生の聖書のお話も 少し長めになりました。
いつもながら、アドリブを交えたお話は 子ども達に大人気、園長先生によると「合同礼拝のお話の後は、廊下を歩いていると あちこちから『えんちょうせんせ〜い』と呼ばれて、みんな にこにこ手を振ってくれるんだ」だそうですよ。
雨なので 礼拝の後は、各クラス お部屋での活動です。
年少、年中さんは 粘土あそび。
行ってみると、みんな 自分の作っているものを 自慢気にアピールしてくれます。
「みて! ピザやねん」「ぼくのは パンケーキ」「アイスクリーム」「これ、シュークリーム」、なかなか工夫して、ピザは 上にたくさん具材が載っていたり、パンケーキは 丸くふっくらさせてあったり、美味しいイメージをふくらませているのが分かります。
でも…、何故か食べ物が多い 年中さんですね。
年少さんは、先日初めて粘土をしてから3回目かな、粘土をこねて やわらかくして整形するのに ちょっとずつ慣れて来ました。
くるくる丸めて おだんご、細長くのばして ヘビ、ころころをいっぱい作って 石…、みんな 思い思いの形に作っては壊し、又、こねて。
お友達と「これ、アンパンマンやねん」「これ、バナナ」と言い合うのも 楽しいですね。
年長さんはワーク、簡単な問題形式になっていて、一つずつ先生が説明しながら 進めて行きます。
まだ幼稚園なので、お勉強というよりは、おもしろいね から出発して、考えて、やってみて、できた の体験が積み重なるようにしています。
そうそう、昨日 おもしろいことがありました。
事務所にいると、廊下を歩いている 年長さんの3、4人の女の子の声、「これ、めっちゃ おもろかったわぁ」「ほんまに?」「うん、ほんまよ」「ほんなら、わたしも つぎ、それに しよか」「うん、それが いいと おもうワ」「そしたら、そのつぎ わたし」。
わぁ、小さいのに一丁前(いっちょまえ)の関西人、何だか大阪のおばちゃん会話、と おかしくなって、後から行ってみると、図書室で借りた絵本を みんなが返却しているところでした。
その会話の主は さっさと返して、なんにもなかったような涼しい顔で 出て行ってしまった後でした。
そんな様子も 何だかおかしくて かわいくて、さすが年長さんね、です。
( ↑ 写真は その時のものではありません)
今、幼稚園は飼育ブームです。
年長さんには、観察ケースに土を入れた カブト虫の幼虫がいます。
「どこかな、どこに いるか みえへんけど、たしかに いるねん」。
そして今日、男の子が「カブトムシの サナギ、みんなに みせてあげたい」と持って来てくれました。
アゲハチョウの卵から 幼虫、青虫になっているのもいます。
年中さんでは、昨日一足(?)早く、サナギがちょうちょになり、みんなで逃してあげました。
「バイバーイ」「とりに たべられたら、あかんよ」「じょうずに とんで いきや」、卵から育てたので、思い入れも一入ですね。
まだまだ幼虫もいて、これから たくさんのちょうちょが飛んで行くのを見られるでしょう。
年中さんは メダカも飼っていて、今 産卵を前に お腹がぷっくり大きくなっているところです。
「たまご、みずの なかで だいじょうぶかなぁ」「なんこくらい うまれるんやろ…」。
虫やメダカを飼い、それが卵を産み、かえって行く様子を日々見ることで、生命の不思議さや強さ、尊さに驚く を体験してほしいなと思います。