今日の幼稚園 2023.5.1
連休の合間の月曜日、今日から5月です。
頼りなかった、少し茶色を帯びた木々の若芽が、瑞々しさを増して繁り始める この時期、子ども達の活動も広がり、各クラスが本格的に始動して来ます。
と言っても…、連休を控えて、今日明日は何となく ゆるりとしたムードですね。
加えて月曜日は、土・日 お家で過ごした子ども達が「おかあさん…」となりやすい日ですが、年少さんは…。
はい、ちょっと泣いていた子もいましたが、全体的には よく落ち着いています。
朝、全員揃ったところで イスに座り、お礼拝をし、さんびかを歌うのも よく慣れて来てくれたようで、♪ ちいさい ひつじが ♪ と歌う声が響いています。
5月の母の日に向けての お母さんへのプレゼントも作っていて、少しずつ できあがりに近づいています。
スタンプを押したり、マーカーでぐるぐる模様を描いたり、のりで貼ったり。
「こんなの、やったこと ない…」の場面でも、先生に教えてもらって「ふぅん、こう やるん…、おもしろいなぁ」と会得して行く表情がかわいいです。
朝、事務所の園長先生の所に来てくれたのは 年中組のお当番さん、星のワッペンを肩につけています。
「えんちょうせんせい、きょうの おやすみです」、先生から預かった出欠人数の紙を、こうして毎日持って来るのは お当番さんの仕事です。
お部屋で出席調べをして 先生がそれを記入したら、園長先生の所で、御家庭からの連絡と照合してチェックするようになっています。
年中さんは今日、お母さんの絵を仕上げていました。
絵の具とクレパスで描いたお母さん、お洋服は それぞれ考えて「ぴんくのに したい」「いろんな いろの、しましまに したい」「おはなの もようが いい」と 描きました。
お顔の周りには 好きなものを描きました。
「どうしよっかな…」「こんなのは、どうかな…」と 年中さんなりに迷って考えながら、ていねいに描いている様子、「ママ、だいすき」が伝わってきて、あったかい気持ちになりました。
年長さんは、育てている卵が 幼虫になって、大きくなっています。
途中 脱皮をくり返すそうで、「もう、ふく ぬいだ?」「うん、土・日の間に、この子は脱いだと思うよ。まだ葉っぱを食べてるね」、先生と観察するのも楽しいです。
お昼は、月曜日なので お弁当です。
朝、登園して来て くつを履き替えるとき、うまく脱げなくて 苦労していた年少の子がいました。
周りのお友達は、どんどん履き替えて お部屋に入って行き…、あ、ひとりになっちゃった…。
くじけそうかな、「◯◯ちゃん、がんばってるね、もう少しだよ」と声を掛けると、うつむいていた顔を上げました。
予想に反して、にこっと笑顔で「はーと、はいってる」。
「え? ハート?」「うん、はーとの たまご、はいってる」。
分かりました、たまご焼きを ハート型にして入れてもらってるんです。
あぁ、きっとこの子の心の支えになってるのね と思うと、ほほえましくて いとおしい気がしました。
お母さんのお弁当って、美味しいお昼ごはん以上の意味を持っているんです。
すてきなお弁当ですね。