すっかり春、暖かい一週間でした。
「もう少し…、まだ…、あるよね」と思いたいのですが、日々お別れが近づいているのを実感した一週間でした。
卒園式前の今週、年長さんにとって「あいけいの さいごの◯◯」が続きました。
６日（月）は参観、７日（火）はサッカー教室、８日（水）は中嶋先生のお絵描きの日、９日（木）はヒラリー先生の英語あそび。

毎回楽しくて おもしろかった時間が「さいご」になり、講師の先生方とお別れして行く体験でした。

大好きで、楽しくて、いっぱい教えてもらって、まだまだやりたくて…、でも もうすぐ巣立つ日を迎えます。

人は 生まれて６年程で、こんな複雑な 切ない思いを味わうようになるんだなぁ…と、子ども達の横顔を見ながら 感慨深く思います。

そして今日は、３月生まれのお友達のお誕生会と、子ども達のお別れ会でした。
リズム室に集まったら、まず いつものようにお礼拝、園長先生に聖書のお話を聞くのが楽しみだった金曜日の合同礼拝も、最後になってしまいました。

礼拝の後はお誕生会ですが、３月生まれは少なくて ４才になった二人だけ、でも インタビューの後 みんなから「おめでとう」の拍手をもらって、うれしいお祝いでした。

続くお別れ会では、そっと作ってナイショにしていたプレゼントを交換し合います。
年少さんから年長さんへは、ストローをつないで 折り紙の花をつけたネックレス、年長さんからは、メッセージが書かれた かわいいくまちゃんのネックレスを、お互いの首に掛けてあげました。

年長さんは、ひざをかがめて小さくなって、年少さんの手が届きやすいようにして。

年中さんと年長さんが交換し合ったのは、牛乳パックで作った小物入れ。

年中さんのには かわいい絵が描いてあり、年長さんが贈ったのには 絵ときれいに書かれたメッセージがありました。
お世話になった 大好きな先生達にも、渡してくれました。

みんな心を込めて、ていねいに作りました。
年長さんが書いたのを見ると「いっしょに あそんで たのしかったね」「ばすで おとなりに すわったね」「こてきたい がんばってね」等々。
先生達によると、「なんて かこうかな…」と、みんな それぞれ自分が伝えたいことを考えて 書いていたそうです。
プレゼント交換の後は、思い出のおゆうぎを舞台で踊り、大盛り上がりでした。

お昼、もう給食も 指折り数える回数になりました。

お誕生会のごちそうは 人気のからあげ、ポテトサラダ、パン、牛乳、デザートはシュークリームでした。
キラキラ光る あいけいビーズが 一つずつ通されて、もうすぐ仕上がります。
17日がいよいよ卒園式です。