作品展 2023.2.10
子ども達の作品や絵画を楽しんでいただく作品展を、今日と明日の2日間行なっています。
年少さんから年長さんまで、お家の方と うれしそうに来てくれました。
お絵描きは 4月から始まって、三学期になって描いたものまで 何種類かを選んで掲示、年少さんは、入園したての頃 まだクレパスをしっかり持つことが難しかった子、どんどん ぐるぐる、形なく ただ色をぬっていた子、ぐるっと丸いお顔を描き始めたはずが 円にならず、途中で止まってしまった子…と いましたが、だんだん形になって来て、最近描いた雪だるまは、どの子のも個性があって かわいいです。
年中さんも、一年の成長がよく分かる絵が並んでいます。
色づかいも 形をとるのも、ずいぶん上手になりました。
年長さんになると「わぁ…、上手ねぇ」と、大人の方々から声が上がります。
一学期のかたつむり、ザリガニやら、二学期のお芋掘り、三学期に入っては お習字の名前、消防車、一番最近のもので「おに」、どれも ていねいに描けています。
「絵」は得意な子、好きな子にとっては ずっと描いていても飽きないものですが、苦手な子は「もう いい」と 途中で投げ出しやすい活動です。
でも 感心するのは、あいけいの年長さんは どの子も最後まで ていねいに取り組むところ。
その様子が よく伺える仕上がりです。
年長さんは マグカップの絵付けもしていますが、これも ていねいに 楽しんで描いていました。
マグカップの裏底には、あいけいの園章マークも焼き入れています。
いい記念になるかな。
製作のお部屋、今年のテーマは ノアの箱舟です。
聖書の中の創世記に出てくる このお話を題材にして、年少さんから年長さんまで みんなが楽しんで作ることができるかな、と考えて選びました。
最初に 園長先生からその聖話を聞き、各クラスで絵本や紙芝居を見ながら イメージをふくらませて、自分の作りたい動物を決めたり、共同で作る大きなものについて 年長さんがグループに分かれて話し合ったり。
段ボール箱や牛乳パックを探して テープで貼って行ったり、絵の具をぬったり…、その過程を見ていただけるように、今年は製作風景を 写真を使って順に掲示するようにしました。
「あ、◯◯ちゃん、いた、楽しそうやね」「◯◯くんと作ったのね」「あぁ、これをした日ね、スモック すごく汚れたものね」、フンフン、へぇ…と お家の方々もご覧になりながら、子ども達から聞いていた話に合点がいったようです。
幼稚園での製作活動の一端を リアルに感じていただけて 良かったなぁ と思います。
作品展は 今日と明日。
子ども達は順番に、お家の方々と来てくれます。
時々、得意そうに説明する声や、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんが目を細めて たどたどしい子どもの「〜やねん、けど〜もやで」という言葉に耳を傾けておられる姿がありました。
来られた皆さんが、子ども達一人一人の成長を 温かい眼差しで喜び 楽しんでくださって、とてもうれしく思います。