三学期、始業式から あっと言う間に一週間が過ぎてしまいました。

一月も半ばですが、幼稚園では この時期ならではの お正月らしい遊びをしています。

 

年少さんは、コマを作りました。

紙皿を使った簡単なものですが、上手に回すと くるくる回転し、子ども達がクレパスで描いた絵が、静止している時とは違うように見えるところが おもしろいようです。

「親指とお母さん指を合わせて…、キュッとすると、ほらっ、回るでしょ」、先生に教えられたものの、初めはうまくできなくて「あれ…」「ん？」の子達もいましたが、しばらくすると「まわった！」「みて、まわった！」の声が挙がり始めました。

 

年中さんは、今日は凧作り。

年中さんの凧は カラービニールを使ったものですが、順番に 好きな色を選んで、それぞれ絵を描きます。

描けたら、今度は先生達が それに竹ひごと凧糸をつけて仕上げます。

子ども達が描いた絵を見ると、とてもていねいに、思い思いのものを ビニールいっぱいに描いてあって、楽しさが伝わって来ます。

 

年長さんは、コマと羽子板ができました。

カラフルにマーカーで色をつけたコマ、羽子板には 今年の干支うさぎをかわいらしく貼り絵してあります。

（　↑　コマ回しは今、ヒモかけのおけいこ中です）

 

今日は初めてのお習字、書き初めで 自分の名前も書きました。

墨を含ませた筆を渡されて、一人ずつ書いて行きます。

「ギュッとね、力を入れてね、グィッとおろして…」　先生が横について声を掛けます。

周囲の友達も じぃっと見ながら「あんなふうに するんやね…」。

書いた半紙を並べて乾かしてあるのを見ると、うん、なかなか上手、力強く書けていました。

 

書き初めと並行でしていたのは、消防車の絵の仕上げ。

先日描いた消防車を、数人ずつのグループで 色をぬって完成させます。

大きく描いた子、小さく何台も描いた子、はしご車に消防士さんが乗っていたり、ホースで火を消そうとしていたり、それぞれが細かく描き込んでいて、感心します。

あいけいで三年間お絵描きをして行って、子ども達がみんな 想像をふくらませ、楽しんで絵を描くようになったと思います.

それぞれ得手不得手はあっても「絵を描くって おもしろいよ」と感じてくれたらいいな…と願っています。

 

＊　＊　＊　＊　＊

 

（　↑↓　お弁当の前の、手話のお祈りです）