今日の幼稚園 2022.11.18
昨日の収穫感謝祭で子ども達が持ち寄った果物を 箱に詰めて、年長さんが 警察署と消防署を表敬訪問です。
園バスに乗って、まずは高田警察署へ、幼稚園からほんの5分の所です。
でも 子ども達はドキドキワクワク、バスの中でも ほんのり緊張感が漂っていました。
警察署では署長室に案内していただきました。
そこで代表の子が、画用紙に自分で書いた 感謝のことばを読み上げます。
じっと聞いて下さった署長さんは「ありがとう、何だか元気が出て来た、がんばる気持ちが湧いて来たよ」と笑顔を向けられました。
ふと見ると、その子の少し向こう側の壁には、昨年あいけいの子達が来た時の感謝のことば、その前の年のと 二枚並べて貼られていました。
24時間 町と人とを守る警察官のお仕事は 責任が重く、時には危険なこともあるでしょう、その任務に当たられる方々の心に 子ども達のメッセージが届いているんだなぁ…と うれしく思いました。
署長室から出たところで、用意していただいたパトカーの前で記念撮影、そしてその後、「一度パトカーに乗せてあげましょう」というサプライズ、「え? ほんとに?」「うわぁ、すごいね」。
奥の駐車場に移動して、数人ずつパトカーに。
「なんか、なんか…、ドキドキする」「なんか いっぱい、そうち あるなぁ」。
降りた所で婦警さんが見せて下さったのは 警棒と手錠(!!!)、黒い つやのある警棒は 持たせていただくと「おもい…ね」、「これで わるい ひと、おいかけるん?」。
ふだんなかなか目にしないものも見せていただいた子ども達、中には「大きくなったら おまわりさんに なりたいねん」という子もいて、貴重な体験でした。
警察署を出ると 次は消防署、園バスで10分くらいのところです。
ここでも 代表の子が感謝のことばをしっかり述べて、果物の箱を 数人でお渡ししました。
「今、救急車が出動中で 無いんだけれど、消防車を出してあげるね、乗ってみる?」と 又、又 乗せていただくことに。
消防車の座席は高くて、抱っこしてもらってヨイショ、乗ったら背中の所には 一人ずつ酸素ボンベが、リュックのようにすぐ背負えるようになっていて、びっくり。
そう、だって 火事で火や煙が立ちこめる中にも入って、逃げ遅れた人を助けるんですものね、改めて その危険さを思い、心が引きしまり 頭が下がる思いです。
全員乗せていただいた後は 消防士さんと一緒に記念撮影、ここでも貴重な体験をさせていただきました。
園に戻るバスの中で、人を助ける仕事の尊さと、私たちが守られていることの有難さを 子ども達と話しました。
今日は良いお天気で、朝は冷え込んだものの 陽射しのぬくもりが暖かく、とても良い表敬訪問ができました。
幼稚園に戻った子ども達を待っていたのは、美味しい匂い。
ベーコンと 収穫感謝祭のいろいろな野菜をたっぷり使った特製スープです。
年少、年中さんも 美味しくいただいて、実りの秋の喜びを みんなが味わいました。