卒園遠足 2022.11.12
今週は おっきいの、ちっちゃいの、いろいろありましたが…、週末、最後は 年長さんの卒園遠足です。
コロナ以前はもっと遠方、県外に出ていましたが、この3年程は奈良の中で「うだ・アニマルパーク」に行っています。
近い所で、「パパと ママと いったこと ある!」の子もいますが、幼稚園のお友達とみんなで行く遠足は、トクベツの楽しさがあります。
朝 お家の方に送られて来た子ども達、みんな揃って 園長先生にお祈りしていただいたら、園バス2台に分乗し、出発です。
途中の車窓から見る景色はすっかり秋、所々の紅葉した木々がきれいです。
「せんせい、あっち みて、はっぱが あかいね」、イチョウや南京ハゼがあざやかで、青空に映えて美しいですね。
バスで走ること40分程、着きましたよ。
「◯◯ちゃん、うしとか うまとか、いるねんよ」「うん、やぎも」「エサも あげられるんよ」、子ども達が期待を込めて教え合っている様子が かわいらしいです。
さて、いよいよ歩き出し、まずはポニーの所へ。
かわいいポニーの両脇に立って 写真撮影、「お顔の真ん中をなでてあげていいよ」と言われ、恐る恐る手を伸ばし「かわいいね」。
それから見たのは「ヤギの橋渡り」です。
時間が近づくと、ヤギ達がそわそわしているのがわかります。
日課なんでしょうね。
さあ、いよいよ! 子ども達はドキドキ、どんなかな、どんなかな、おおっ…! あんな たかいところ、おちへん? すごい、タッタカ タッタカ、はやい…、あ…、もう おわり? ハイ、終わりました。
あっという間でしたが、うん、見事な足さばき(?)でした。
さすが、アルプスの山で飼われるだけあって、高い狭い所も平気なんですね、みんなびっくりしていました。
ただ…、欲を言えば…、あまりに「あっという間」で、味わう間がなかったかな?
それが終わると 羊やヤギのエサやり体験、用意していただいたワラを少しずつ手に、怖々 羊の口もとに…、パクッと食べられて「きゃあ…!」「せんせい、ひとくちで たべられてしまった」「さわったら、フカフカしてた」「かわいい」「こっちやで、ここに あるよ、たべてね」。
子ども達が差し出したエサをペロリと食べてくれた 羊とヤギでした。
動物達を楽しく見ていたら もうお昼、お弁当を広げます。
それぞれシートを敷いて、「◯◯ちゃん、ぼく、ハンバーグやねん」「わたし、ウィンナー いれたって、ママが いってた」、お母さんのあったかい思いの伝わるお弁当は、いつもうれしいね。
美味しく食べ終わったら、遠足のもう一つの楽しみ、おやつ交換です。
ゴソゴソ、ガサガサ、取り出して、じっとながめて、「◯◯ちゃん、これ あげる」「わたしも、これ あげる」「ありがとう」、立ち上がって出張「◯◯くん、これ あげる」「せんせい、これ あげる」、どうやら「もらう」のも うれしいけれど、「あげる」のは もっとうれしいらしい、愛情たっぷりに育った子ども達のあったかさのようです。
お弁当とおやつの後は、アニマルパーク名物 ロングすべり台、丘陵を カーブを描きながら、ゆるやかにすべります。
「おもしろ〜い」「もう いっかい」「もう いっかい」 何度も何度も、心ゆくまですべって、大イチョウの下へ。
最後のお楽しみは ソフトクリームです。
今日は良いお天気で 汗ばむ程、カップに入ったアイスを「おいしい、おいしい」と喜んでいただいて、「あぁ、たのしかった」、無事 帰りのバスに。
小さな遠足だったけれど、子ども達の心には 忘れられない、楽しい思い出となったと思います。