今日の幼稚園 2022.11.4

お休みが明けて、子ども達が元気に登園して来ました。

このところ  朝夕の寒暖差が大きかったせいか、かぜをひく子が多く 心配していましたが、今日は お休みする子が減って ほっとしました。

 

通常は木曜日がヒラリー先生の英語あそびですが、昨日が祝日だったため、今日来て下さいました。

そう、来週火曜日は「歌と英語の発表会」です。

各クラス おけいこして来ましたが、いよいよ仕上げにかかっているところです。

 

朝一番は、まず年長さんの英語劇です。

今年の演目は「ハーメルンの笛吹き」です。

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大人と違って、ほとんどを耳で覚えて行く 子ども達の英語、一人一人のセリフは お家でも協力していただき、それを園で合わせて 劇に仕立てて行きます。

最初の頃は、セリフが曖昧だったり 自分の言う所が分らなかったり、劇が続かず、なかなか終わりまで辿り着けないこともありました。

ヒラリー先生のCDの発音を聞いて、それを真似しておけいこして…、「…〜… ? …」のことも ずいぶんありましたが…。

ハイ! でき上がって来ました。

みんなよく覚えて 自信をもって言えるようになり、劇の出入りも上手に、スムーズにできるようになって来て…、そうしたら、「おもしろい!」が 子ども達の内側から出て来ました。

何と5、6才の子どもが 英語でセリフを言ったり歌ったりしながら、演技しているんです!

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くり返し たたみかけるように言うセリフのタイミング、声の合わせ方、いたずらなネズミが町の人を困らせて笑う時の表情、何とも上手になりました。

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「覚えて上手に劇を通す」というより、「おもしろくて 演技をしていて 気持ちいい」が、見ている大人に伝わって来る、そんな感じです。

すごいですよ、このプロセスは感動モノです。

そして何より、子ども達自身、この体験を掛け替えのない宝として手にしたのだと思います。

「え〜…、わからない。え〜、どうしよ」からスタートしたのに、「あ、こう?」「そっか」「うん?」をくり返して、お友達と掛け合う(英語で!)おもしろさを知り、声を出す気持ちよさを知り、でき上がって来る手応えを知ったのです。

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年少、年中の子ども達も順番に見ていただき、発音やゼスチュアを直してもらいました。

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年少さんは、年長組の後 舞台に上がって順番を待っていたのですが、ヒラリー先生が年長さんをていねいに指導されたので、思いの外長い時間、舞台の幕の中で出番を待つことに。

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そして、やっとヒラリー先生から「次は 年少さん?」と声が掛かりましたが…、「年少さんは、どこにいる?」「先生、舞台に上がって待っています」と聞いて、「…すごい! 誰もいないと思ってた、何て静かに賢く待てるんでしょう!」と驚かれる程、落ち着いて待つことができるようになりました。

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一学期のお部屋の様子を思い出して、じんわり 胸が熱くなりました。

3歳の子達も 一人一人、こんなに成長しています。

 

年中さんも、英語の歌、ゼスチュアをしっかり覚えて、大きな声で歌っています。

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見ていると、秋になって一人一人、ぐっと成長したなぁと思います。

背が伸び、体つきもカッチリして来ました。

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歌声を聞いていても、あ、さすが年中さん という感じ。

でも、ここまで上手になるためには、この子達も この二週間程 よくがんばったんですよ。

 

発表会まであと4日、元気で全員揃ってお家の方々に見て、ともに成長を喜んでいただけますように。