お休みがあって月曜日、子ども達の元気な声で幼稚園が一杯になると、火が灯ったように感じますね。

今日は、各クラスで 製作あそび。

年少さんが作っているのは…「おばけ」です。色画用紙に あらかじめ先生が おばけの形（くるくる曲線でできています）を描いてあって、子ども達がハサミで切ります。

１学期の初め頃 ハサミに苦労していた子も…あら、大分上手になって、きれいに切れるようになりました。

以前はこんなことをすると、「せんせい、きれちゃったよ…」と途中でちぎれてしまう子やら、バラバラになってしまう子も結構いましたが、まずまず うまく行って、ヤッタ〜！ です。

切ったおばけに、好きなようにクレパスでお顔を描いて、おしゃれな蝶ネクタイをつければ「かっわいいね！」。

でき上がったおばけは、後で先生がひもをつけて お部屋の天井から吊るす予定です。

 

年中さんは、フルーツバスケットのメダル作り。

フルーツバスケットは 子ども達の大好きな遊びですが、今日は 自分の好きな果物を選んで、それでメダルを作りました。

ぶどう、柿、梨、栗、りんご…、秋の美味しい果物に「どうしよっかな」「りんご、あ、やっぱり ぶどう」と迷って決め、丸く切った台紙に貼ったら 周囲にクレパスで絵を描いて、すてきなメダルのでき上がり。

その後は、自分で作ったメダルを掛けてフルーツバスケット、もちろん いつもより更に盛り上がりましたよ。

 

終わるころ、年長さんがプレゼントを持って、年中さんのお部屋にやって来ました。

夏、園で育てたひまわり、先日採った種を 一人一人折り紙で作った小さな袋に入れて、メッセージを添えて手渡しました。

「ひまわりの たねです。ばらぐみに なったら、５がつころ うえてね」と書かれていて、かわいい絵もついています。

年長さんから、次の年長さんになるお友達への 小さな、心のこもった贈りものです。

楽しい記憶も 小さな袋の中に一緒に入っているようで、何だかちょっぴり しんみりした気持ちになりました。

 

年長さんは今日、ハロウィーンのカボチャを作っていました。

のりをつける所、貼る位置を正しくすると、ぷっくりした 丸いカボチャランタンの形になります。

ハサミの作業も のりの作業も、さすが年長さん、上手です。

お部屋の前には 先日作った みの虫も吊り下げられて、かわいくて あったかい飾りになりました。

「せんせい、これ、わたしの」「あそこ、あそこに あるのが、わたしの」。

どういうわけか、見上げただけで どれが自分のか ちゃんと分かるようで、うれしそうに、ユラユラ揺れる みの虫を見ていました。

「せんせい、かざってくれて ありがと」

こんなやさしい、思いやりの言葉が聞かれるのも、年長さんならでは ですね。