今日の幼稚園 2022.5.20
5月も半ばを過ぎ、初夏の陽気になって来ました。
でも、今日はくもり空で 暑さも昨日程ではなく、お外あそびが楽しい子ども達です。
年少さんと年長さんが一緒に外に出ていましたが、見ていると、年少さんの手を取ってあげたり、「いっしょに あそぼ」と声を掛けるお兄ちゃん、お姉ちゃん達もいます。
ブランコ、砂場、大型遊具のすべり台や網の通路、好きな場所を見つけて走って行く子ども達の元気な姿は、それだけで平和を実感する、うれしいものですね。
「せんせい!」と手を振って、「みててや」とシューッとすべり台をすべり、もう一回。
おや…、声が聞こえるけど…?
すべり台の下で、年長の男の子達が「ここやで」「ここに たからもの」と 何やら砂に埋めて、上にシルシの葉っぱを置いています。
ちょっぴり ヒソヒソ。
こんなのが、年長さんならではの遊びです。
仲間と何か大切なものを共有して、小さな秘密にワクワクしている様子がかわいいですね。
園庭で子ども達が遊んでいる間に バスに乗って帰って来たのは年中さん、今日は いちご狩りに行きました。
「ただいまぁ!」とうれしそうにバスから降りて 年少さんの先生に渡したのは、年少のお友達へのおみやげいちご。
「わぁ、美味しそう。ちゅうりっぷ組さん、ちょっと来てごらん!」と呼んで、集まって来た子ども達は「わぁ、いちご いっぱい!」「これ、たべるん?」「そう、後でお給食の時 いただきましょうね、きっと美味しいよ」「いい におい、する」「どんな匂い?」「あま〜い におい」「いちごの におい」と大喜びでした。
今週月曜日は年長さんがいちご狩り、そして今日は年中さん。
年少さんは、まだ園外に出るのがちょっと心配だったので、おみやげいちごを 今日いただくことにしていました。
いちご狩りは、昨年までは園のすぐ前の畑だったのですが、今年はバスに乗って。
と言っても 車で10分程のところです。
でも、「バスに乗って いちご狩り」は 聞いただけでうれしくなる体験、「えんちょうせんせい、いってきまぁす」と乗り込み 出発すると、今日も 月曜日の年長さんと同じ、「あっ、このおすしやさん、いった!」「ぼく、このラーメンやさん、いった!」と興奮気味、う〜ん、年長も年中も 美味しいものに盛り上がるのは、みんな同じですね。
いちご園に着いたら ご挨拶して、案内されたハウスに入りました。
「赤いいちごを採ってね。下をくぐらないでね」のお約束をしっかり守って 通路を進みながら、「あ、これ、おいしそう」「このいちご、おおきくて あかい」等々、4才児なりに いっしょうけんめい吟味して採り、パックに入れていました。
園に帰って 給食室で洗ってもらって、アルエット広場で食べました。
真っ赤に熟したいちごを口に入れると、ジュワッと果汁が広がって「せんせい、すっごく おいしいよ」「あまいね」、これぞ完熟といういちごは ジャムを思わせる程の甘さのものもあって、みんな大喜びでした。
年少さんも、給食のデザートにいただきましたよ。もう一つ大きくなったら、いちご狩りに行きましょうね。
ちょっぴりお裾分けは 年長さんにも。
年長さんは、きれいないちごの絵を描いていました。
赤いいちご、ピンクのいちご、白い花、画用紙いっぱいに描かれたいちごの間に クレパスで、それを摘んでいる自分やお友達の姿を描いて…。
子ども達を楽しませてくれた いちごの甘い季節も、過ぎて行こうとしていますね。
お昼過ぎ、仲良しのお花屋さんが紫色の毬のような美しいお花を持って来て下さいました。
ギガンチュームという名前だそうです。
水切りしてガラスの花びんに挿して、玄関に飾りました。
15分くらいして通りかかると「…!!!」、花瓶の水が きれいな鮮やかなオレンジ色に変わっているのです!
「ええっ!?」ということで、年長さんを呼んで みんなでびっくり。
「どうして?」「どうなったん?」「う〜ん、分からない。調べてみるね」。
宿題を1つ もらいました。
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( ↑ 先週年中さんが種を植えたアサガオが発芽しました。双葉が出たものも、少しあります。みんな大喜び)