くもり空と北風、冬色の日になりました。

今日は 年少、年中さんが、たっちゃん先生と体操あそびの日です。

たっちゃん先生は 課外の体操教室で、子ども達に運動指導をしておられますが、いつも元気で おもしろくて、子ども達に大人気です。

今日の運動メニューは、かわり鬼ごっこ、ジグザグまわり、ギュッとぶらさがり、ぐるりんこ、等です。

ウレタンのカラースティックを持った鬼に 追いかけられたり、追いかけたり。

複数の鬼がいて、中には「あてて、あてて」と 鬼になりたい子も。

最初は「さむい」と言っていた子も、園庭を走り回るうちに うっすら汗ばみ、「なんや、あつなってきたなぁ」という声が聞こえてきたりしていました。

鉄棒にぶら下がって ギュッと肘を曲げるのも、コツが分かると、おっ 上手！、できてくる子が増えます。

逆上がりの基になる ぐるりんこ、年中さんは くるりと回れる子もいます。

初めてする年少さんにも、たっちゃん先生が「できなくっても大丈夫、ほら、こうして 先生がちょっと手伝うよ！」と背中を補助して、くるり。

「ほら、できたでしょう！　おもしろいでしょう」

こんなふうに 体を動かす楽しさを体験したり、「できたよ」の喜びを増やしているうちに、運動への興味が湧く子、苦手意識が薄らぐ子が増えていったら いいですね。

 

年長さんは…、今日は 卒園アルバムの個人撮影の日。

写真屋さんが来てくれて、準備されたイスに座ると、「…、…」。

「はぁい、にっこりね、あ、かわいいね。にっこり、にっこり」　そう言われても、ハイ、緊張してます、の面持ち。

「◯◯ちゃん、にこにこ、にこにこ」　先生も声を掛け、やっと表情がやわらいで…。

終わったら、一気に解放感なのでしょうね、お部屋に戻って いつもの笑顔で、お友達と楽しそうにおしゃべりしていました。

 

その後、年長さんは 書初め。

自分の名前を 筆で書きました。

「自分の名前が 平仮名で何文字になるか、数えてみて」　そう言われて、ゆっくり「えっと、◯◯…、２もじ」「◯○◯◯、４もじ」、全員ちゃんと分かっていました。

順番に名前を呼ばれ、墨を含ませた筆を渡されると、一気に書いて行きます。

「筆を立てて、力を入れて、グィッと、グィッと」　先生が横から声を掛け…、「わぁ、上手にできた！　力強くて いいよ！」。

写真同様、こちらも 終わると、ほっ…。

初めて毛筆を持つ子がほとんどでしたが、みんな 立派に書き上がりました。

春からは学校、でも こんなに力強い字が書けたら、たのもしいですね。