一年の最後の月は、何となく せわしない感じがします。

今月は、二学期をしめくくって冬休みに入るため 日数が少ないのと、発表会を兼ねたクリスマス祝会の準備があるため、よけいに忙しい気がするんでしょうね。

でも、子ども達は「あのね、いいこに してたら、サンタさん きてくれるねん」「うちの おかあさんも、そう いってた」「うちも」。

「あら、幼稚園もそうよ。今頃サンタさん、みんなのプレゼントを袋に詰めているかな」「ほんまに？」「うん、本当」。

そんな かわいい会話を交わし、12月は あいけいっ子にとって クリスマスを祝う月、サンタクロースの足音に耳を澄ませる月です。

 

今日 すてきな手作りカードが、絵画の先生から届きました。

透明窓の中の、クリスマスの細工小物は、すべて １つずつ美しい紙を切って作られたもの。

とってもかわいくて、年長さん達は「わぁっ！ かわいい」「せんせい、ベルが ある」「あ、これ、サンタンさんの ぼうしや」「プレゼント、キラキラしてる！」、ながめていると、その細工に 次々と驚きがあります。

「かわいい」「すてき」　みんな目を輝かせて、ずっと見ていました。

 

今日はあいにくの雨で、コーチとのサッカーあそびは 外ではできず、リズム室で体を動かしました。

さすが年長さん、新しい遊びも ルールをすぐ覚えて、動きもなかなか すばやいです。

 

年中さんは、おゆうぎを教えてもらったり、クリスマスリースの飾りを作ったり。

どこのクラスも、クリスマスのかわいい製作ができています。

「えっと、えっと…」と パンチで切った飾りを選んだり、お隣の子と相談したり。

作って楽しい、飾ってきれい、クリスマスの季節は いいですね。

おゆうぎも、少しずつ形ができてきましたよ。

 

年少さんも、クリスマスツリーの飾りを クレパスで描いていました。

「くるくるって」「くるくる ぬって、まる…」　ぷつぷつ言いながら 色を選んで塗って「せんせい、きれい？」　うん、とってもかわいいですよ。

 

そうそう、年少さんの劇も、おけいこ がんばっています。

今日は そっとのぞいたら、「あっ、先生がお客様になって下さいますよ。しっかり大きい声でがんばって。」「はぁい！」ということで、見せてもらいました。

それが ３才、なかなか がんばっているんです！

大きな声で 一人ずつセリフを言っていて、びっくり。

途中ちょっと忘れても、最初だけ助け舟を出してもらうと、ちゃんと言えて…。

「まぁ、すごい。上手ねぇ」と ちょっぴり大げさにほめると、「せんせい、びっくりした？」　ヘヘンと笑って得意そう。

こんな時、３才が くくっと背伸びして 大きくなって行くのを感じて、うれしいですね。