Thanksgiving と お誕生会 2021.11.26
先週は、あいけいの収穫感謝祭と 警察・消防署の表敬訪問でしたが、25日は アメリカの Thanksgiving、幼稚園でも ヒラリー先生が、いろいろ飾って見せて下さいました。
最初に ヨーロッパからアメリカに 人々が船に乗って来たこと、その大変な旅と 新しい土地で始まった生活の苦労、そして神様が守って下さったことを家族みんなで感謝するという Thanksgiving の意味を、アメリカの歴史に触れながら 教えて下さいました。
年少さんには ちょっと難しい話もありましたが、みんな よく聞いていましたよ。
「まだ小さいからね」「まだ子どもだから」となおざりにせず、本当に大切なことは 小さな子どもにも ていねいにきちんと伝えたい、ヒラリー先生も あいけいも、いつも そう考えています。
「伝えたい」「分り合いたい」と 大人が真剣に考えて 子ども達に向き合うことは、とても大切です。
たとえ分からなくても、子ども達は 心と体で感じとることができるからです。
そして今日は、金曜日なので 全員リズム室に集まって お礼拝、その後 11月生まれのお友達のお誕生会もありました。
インタビューを受けたり、プレゼントを お友達から渡してもらったら、お誕生会の その月の先生からの お楽しみがあります。
今日は、ケーキ作りの妖精が デコレーションケーキを1段ずつ仕上げて行くあそび。
「これは何でしょう?」「スポンジ!」(ケーキのカステラの部分を スポンジというのを、知ってるんですね)。
みかん、ぶどう、マスカット、桃、バナナ、クリームも登場、その度 子ども達から歓声が挙がっていました。
みんな 楽しいひと時でした。
お誕生会の終わりに、育友会からのお花を 会長さん方が持って来て下さいました。
この10月、主任が 奈良県知事表彰をいただいたので、お祝いのお花をお届け下さったのです。
「せっかくだから、子ども達の前で 子ども達と一緒に。全園児の保護者の方々からのお祝いです」と、美しい立派な蘭の花をいただきました。
子ども達からも「おめでとうございます」と言ってもらい、ありがたく うれしい気持ちで一杯になりました。
この35年、楽しいことがたくさんありました。
苦しいなと思うこともありましたが、ずっと長い間がんばることができたのは、神様の恵み、そして子ども達の笑顔の力と 暖かい保護者の方々の励ましのおかげです。
そして今、たくさんの卒園生が お父さん、お母さんになって来てくれていること、これ以上の喜びはありません--
そんな挨拶をすると、終わってから 年長さんが、キューッと ひっつきに来てくれました。
一人の女の子は「あのね、かんどうした」と、じっと そばに来てくれて、なかなか離れませんでした。
年長さんと言っても、5才か6才。
「35年」の意味は まだまだ理解していないと思いますが、何かが伝わったのだなぁと、じぃーんと来ました。
「何が?」、何か大切な思いが確かに伝わり、幼稚園児と そのおばあさん程の年令ですが、気持ちを共有したと感じました。
それは とてもうれしいことでした。
お昼、お誕生会の給食は ごちそうです。
給食室から漂う いい匂いに、誰もが鼻をピクピクさせていたので、「わぁ、ごちそう」「おいし〜い」、あいけいセット「楽しい」と「美味しい」に、今日は年長さんの「かんどう」と主任の「ありがとう」が加わった感じでした。
* 昨年同様、今年も本館園舎のクリスマス・イルミネーションを行います。本日から、夕方暗くなった後4時間ほど点灯するようになっています。よろしければぜひご覧になってください *